2016年04月24日

拘置所で弁護人宛ての手紙押収 令状出した裁判官は辞職しろ




まぁ 国のトップが 国民を権力から守るハズの憲法の改悪を堂々と宣言しているんだから 下々は さもありなん

拘置所に入所している刑事事件被疑者と弁護人の文書を公判まえに押収
これでは 検察が勝つのは当たり前

さすが 
違法 無法の真珠湾攻撃の伝家の宝刀、先手必勝の戦術ですね


それにしても 検察は無法状態だ

自分が法律なんだろ

こいつら検事が 刑事被告人になったとたん、取り調べの全面録画化を主張したのには 笑った注
検察をまったく信用してないんだね

話を戻して・・・

現在 この捜査令状を出した大阪地裁の裁判官の名前の探索が続いている
日本の人権と憲法を蹂躙したのだから、当然だろう

新潮、文春の取材に期待している

大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件ウィキペディアより

2010年9月21日に、大阪地方検察庁特別捜査部所属で、障害者郵便制度悪用事件担当主任検事であった前田恒彦が、証拠物件のフロッピーディスクを改竄したとして証拠隠滅の容疑で、同年10月1日には、当時の上司であった大阪地検元特捜部長・大坪弘道及び元副部長・佐賀元明が、主任検事の前田による故意の証拠の改竄を知りながら、これを隠したとして犯人隠避の容疑で、それぞれ逮捕された事件

現職の検事で、しかも特捜部の元部長・元副部長・元主任検事が、当時担当事件の職務執行に関連して逮捕されるという、極めて異例の事態となり、検察庁のトップである検事総長・大林宏の辞職の引き金となった


(以下引用)

<接見交通権>公判中の捜索は違法、国に110万円賠償命令 2016.3.17 毎日新聞

大阪地検が公判中に拘置所の独居房を捜索し、弁護人宛ての手紙を押収したのは刑事訴訟法が認めた接見交通権の侵害だとして、男性受刑者(44)と当時の国選弁護人が計3300万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が16日、大阪地裁であった。

佐藤哲治裁判長は「捜索は違法だ」として、計110万円を支払うよう国に命じた。捜索令状を発付した裁判所の責任は否定した。
 
 原告は2008年9月に大阪府柏原市のパチンコ店で起きた強盗事件などで起訴され、懲役10年の実刑が確定した男性と1審の国選弁護人の宮下泰彦弁護士(大阪弁護士会)。
 
 判決によると、男性は起訴内容を認めていた強盗罪について、10年2月の第5回公判で否認に転じた。大阪地検は10年7月、共犯者と口裏を合わせるなど証拠隠滅の恐れがあるとして、男性が勾留されていた大阪拘置所の独居房などを家宅捜索。検事の取り調べに対する不満などを記した弁護人宛ての手紙、弁護人が差し入れた公判での質問事項の書面などを押収した。

<強盗被告>「大阪地検が訴訟対策のぞき見」と国賠提訴へ=毎日新聞2012年1月28日(土)18時45分配信

 
強盗罪で起訴され大阪拘置所に勾留中の男性被告(41)に対し、大阪地検が刑事裁判進行中に強制捜査で弁護人宛ての手紙などを押収したのは、検察側と弁護側は当事者対等とする刑事訴訟法の原則に反するとして、被告側が国家賠償請求訴訟を起こすことが分かった。

被告側は「訴訟活動の『のぞき見』だ」と主張する。大阪弁護士会刑事弁護委員会も提訴準備に協力し、全国の弁護士に弁護団への参加を呼びかける方針を決めた。
 

控訴審で弁護人を務める山本了宣(りょうせん)弁護士によると、被告は窃盗容疑で09年6月に逮捕された。その後、強盗と覚せい剤取締法違反の疑いも浮上した。被告は否認したが、大阪府警捜査員から「強盗を認めれば覚醒剤は立件しない」と言われて虚偽の自白をした。そのため、強盗罪で起訴され、結局は覚せい剤取締法違反罪でも追起訴された。

 
公判途中で、主張と証拠を整理する期日間整理手続きが行われ、大阪地裁は10年9月、強盗罪について、捜査員との取引があった疑いを指摘し、自白調書を証拠から排除。しかし、10年11月の判決では、共犯者の供述から強盗罪を認定し、懲役10年を言い渡した。
 
山本弁護士によると、強制捜査は地裁の審理中に行われた。大阪地検は期日間整理手続きが終了した10年7月2日、大阪地裁から強盗容疑での捜索差し押さえ許可状を受け、地検の検察事務官3人が被告の独居房を捜索した。
 

当時は期日間整理手続きの直後で、房内には証拠を含む裁判関係書類があり、事務官らは1審の弁護人に宛てた手紙や手紙の書き損じなどを押収。被告が拘置所に預けた荷物から、被告人質問の準備のため弁護人が差し入れた「尋問事項」と題する書面も押収した。
 

被告側は起訴後1年近くが経過して裁判が相当進行し、期日間整理手続きで証拠整理も終えていたのに、検察側が弁護人との手紙などを持ち去った点を問題視。押収物から弁護側の手の内を把握して裁判で活用するための捜索だった可能性が否定できないとして、捜索や押収は違法だったと指摘し、「接見交通権の侵害にもあたる」と主張する方針だ。









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2016年01月25日

国会議員の育児休暇は当然の権利




女性のみに負わせることの多い、子育て

改姓さえ強要され 育児で社会から隔離され、働く女性の社会的キャリアは中断せざるを得ない

次世代の市民を育む という国家事業的な大仕事が 個々人の努力に相当 依存していることは矛盾しているし社会の歪みを大きくする

このことを 国会議員が身をもって体験する ということだけでも 貴重なこと

熟年の投票率が高いだけで 高齢者への予算分配が高いのは納税者としては納得いかない

育児に疲れた若い世代は投票に行きたくとも体力もヒマもない
ベビー連れの母親をまるで仇のように睨みつける熟年者の女性もいる

自民党や公明党の責任ある人たちの以下のコメントは古色蒼然として笑ってしまう

子育て世代に税金からの手当てを厚くするためにも 国会議員の育児体験はぜひ制度化してほしい


(以下引用)


自民党の宮崎謙介衆院議員(34)が子育てに取り組みたいとして、来年の1〜2カ月間、「育児休暇」を取る意向であることがわかった。国会に規定はないが、男性議員が育児を理由に国会を一定期間休む例は初めてとみられる。与党内には慎重論と賛成論があり、議論になりそうだ。

与党内には慎重論と積極論が交錯する。

自民の谷垣禎一幹事長は22日の記者会見で「出産や育児の休暇は雇用主と雇用されている人との関係で規定されている。国会議員はそういう身分関係と違う」、

公明党の山口那津男代表も記者団に「国会議員は選挙で国民に選ばれた非常勤という位置付けだ。子育てに参加する大切さと、国民生活や国際社会に責任を持つ議員の役割との調和も重要だ」と語り、議論が必要だとの考えを示した。
朝日新聞2015年12月23日
http://digital.asahi.com/articles/ASHDQ5DCRHDQUTFK00T.html









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2015年08月21日

大阪中1女子殺害事件・45歳逮捕の被疑者の人権を尊重せよ




今年2015年の夏 いちばん痛ましい事件の被疑者が逮捕された

テレ朝では 身柄確保の被疑者の画像と氏名までなんども公表している
NHKでは 40代男性 としか報道していない


少女の身体を30回以上刃物で刺し 被害者の死因はガムテープでグルグル巻きによる窒息 という残忍な殺し方
さきほど遺体が見つかったツレの男子もまだ子供でとても気の毒だ

世論が『犯人憎し』 で ヒートアップするのも仕方のないところ

でも

日本では誤認逮捕でマスコミや警察によって深刻な人権侵害が何度も起こっていることに留意しなければならない

たとえば・・

松本サリン事件

長野県松本市で1994年6月、オウム真理教の信者が有毒ガス「サリン」を散布し、死者8人、重軽傷者約600人を出した事件
第一通報者の河野義行氏が、警察から容疑者扱いされ、メディアも“疑惑の人”としておもしろおかしく報じた
河野さんの妻、澄子さんはサリンによって意識不明になり、2008年に亡くなった


死刑が執行された後に冤罪と判明した「飯塚事件」

死刑執行後に有罪が覆るという恐ろしい事態が、現実になるかもしれない
1992年2月に福岡県飯塚市で発生した「飯塚事件」
死刑の執行後に申し立てた再審請求の審理の過程で、捜査段階での疑惑が明らかになってきたのだ


テレ朝などの報道姿勢は いままでのマスコミの勇み足、人権侵害への懸念 などは 視聴率競争のために
きれいさっぱり忘れ去ったかのように映るのだが・・・


(以下引用)


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150821/k10010198341000.html

今月13日、大阪・高槻市で中学1年の女子生徒が遺体で見つかった事件で、警察は、大阪・寝屋川市の45歳の男が関わった疑いが強まったとして、
21日夜、死体遺棄の疑いで逮捕しました。大阪・柏原市の山の中で遺体が見つかり、行方不明になっていた同級生の男子生徒と確認されました。

今月13日の夜、大阪・高槻市の運送会社の駐車場で、寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さん(13)が遺体で見つかり、前日から一緒にいた同級生の星野凌斗さん(12)の行方が分からなくなっていました。

警察によりますと、2人は、事件当日の午前5時すぎに、京阪電鉄の寝屋川市駅近くにある商店街の防犯カメラに映っていたほか、平田さんのスマートフォンからは午前6時40分ごろ、
友人にメッセージが送られたのを最後にやり取りが途絶えていました。
警察が、平田さんが遺体で見つかった現場周辺の防犯カメラに写っていた車の捜査などを進めた結果、大阪・寝屋川市の山田浩二容疑者(45)が関わった疑いが強まったとして、
21日夜、大阪・城東区内で死体遺棄の疑いで逮捕しました。

大阪・柏原市青谷の山の中で遺体が見つかり、警察の捜査で行方不明になっていた星野さんと確認されました。
警察は、星野さんの遺体の遺棄にも山田容疑者が関わった疑いがあるとみて、犯行の動機などについて調べを進めることにしています。

















posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 22:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法 人権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする