2015年06月01日
岡山朝日訴訟を思い出す 「年寄りは死ねというのか」年金減額は憲法違反「年金受給者」が提訴
まあ 気持ちはわかるけどね
限られたパイの分配をどうするか という観点からすれば
ジョニは 年寄りへ遣うおカネを 全国の子育て家族や 核家族でこれから子供を持とうとしている世帯への
環境整備 待機児童をゼロにする とか 健康保険の自己負担を中学卒業まで無料にする などに まわして欲しい
たくさん生きてきたんだから 若い世代より お金なしに生きる術はご存知だろう
年寄りのなかには
年金に所得税が掛かるのか! と怒るなど 常識を疑う方も散見する
仕事を退職されたら 地域のコミュニティ創りの核となり 痴呆老人の世話などのボランティアなど
費用のかからない社会になるよう貢献していただいたらいい
最初にもどるが
日本国憲法の 「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する憲法25条
はいわゆる プログラム規定
個々の生活を保証するのではなく 国家、政府の努力目標 というべきもの
大昔の 朝日氏も最高裁でその直接請求権を否定された
今回の提訴も話題にはなるが 徒労におわるだろう
(以下引用)
老齢年金・厚生年金を受給している東京都内の526人が5月29日、国を相手取って「年金支給を減らした決定を取り消せ」と求める訴訟を、東京地裁に起こした。原告たちと弁護団は、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、「年金削減は憲法違反だ」と訴えた。裁判の原告は全日本年金者組合のメンバーが中心で、この日は全国13都府県の年金受給者約1500人が、同様の訴えを各地で一斉に起こしたという。
訴状などによると、原告側は、2012年11月に改正された年金を減額する年金関連法が、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する憲法25条などに違反していると主張。それに基づいて2013年12月4日付けで決定された「老齢基礎・厚生年金の減額」が違法だとして、減額の決定を取り消すよう国に求めている。今後、全国45都道府県で順次訴訟を起こすという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150529-00003176-bengocom-soci
2014年09月07日
後藤光一 海自パワハラ殺人で書類送検へ
ずいぶん海自は見苦しいね
組織ぐるみでの いじめ隠し
後藤光一1等海曹ひとりにすべて責任をなすりつけて 海自は幕引きをはかる
海自は別件のいじめ事件
2004年10月27日、たちかぜの一等海士(当時21歳)が立会川駅で飛び込み自殺した事件でも個人の人権よりも組織の防衛を最優先
(以下wiki引用)
2013年6月、海自は東京高裁に意見陳述した三佐に対して、調査の関連書類を自宅に保管していた事を規律違反だとして懲戒処分手続きの開始を通告していたが
2014年4月25日、小野寺防衛相は海自が遺族側に内部告発した三佐の懲戒処分を検討している問題について「基本的に公益通報にあたると思っている。通報者に不利な取り扱いをすることはあってはならない」と否定的な見解を明らかにしたため防衛省は処分を見送った
(以下引用)
海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)は2014年、 護衛艦乗員の後藤光一1等海曹(42)から暴行などを受けた部下の隊員が自殺したと発表した。
総監部によると、暴行など不適切な指導が昨年10月以降にあり、隊員は今年に入って自殺した。
加害者の1曹は自殺の翌日、被害者の携帯電話を海に捨てていたという。
警務隊は暴行容疑などで近く書類送検する方針。
防衛省海上幕僚監部によると、1等海曹は昨年10月、被害者の頭をペンライトで殴り、
11月には平手で殴打した。12月には船の出入り口のハッチに手を掛けさせ、
ふたを閉めて手を挟む暴行を加えていたという。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76435400R00C14A9CC0000/
2014年06月29日
日本文壇のヒトラー 百田尚樹
きょう 6月29日の日経朝刊の雑誌広告
百田尚樹氏が本当に「朝日の不買運動」を言いだしたのであれば まさしく現代の「焚書坑儒」である
さすが日本文壇のヒトラー
自分の言い分は思い切り主張、気に食わぬ考え方は圧殺だ
NHK経営委員の立ち位置をもわきまえず、言いたい放題 絶好調のようだ
高校生でも知っているのは 17世紀フランスの思想家ヴォルテールの言葉
"The Friends of Voltaire"(1906年)中の「 'I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it,' was his attitude now.
わたしは君の言うことには賛成できないが わたしの命をかけて君の発言の自由を守りたい
この自由主義社会の自明の理である、言論の自由を否定するとんでもない発言である
こんな文壇のゴロツキを日本のマスコミや文筆家たちが 放置したまま とはただ呆れるばかりだ
日本で、だれでも言いたいことがはっきり言える自由を享受できるようになるには まだまだ時間がかかりそうだ
わたしは百田氏の思考回路に興味を持ったのでぜひ彼の著作を手にしてみたい