とうとうフジテレビ 因縁のライバル亀山氏と大多氏の抗争は週刊ポストの予想どおり亀山氏の全面勝利となるようだ
ジョニー支持 慶大経済出身 若松誠・報道解説委員長にさらなる出世の目はあるのか
フジテレビの新社長に決まった亀山千広常務取締役(57)の“非情人事”に社内が震撼している
2012年6月、同時に常務に昇進した大多亮氏(54)を役員から外し、ヒラの編成局長に戻す異例の格下げ人事を6月27日付で発令するという
大多氏には一応“専務取り扱い”という肩書つきで、常務→取締役→局長と2階級も降格
フジは2012年、視聴率が年間3位に転落 編成局長として思う存分、番組のテコ入れを図って欲しいというのが表向きの理由といわれる
ただし1年以内に結果が出なければ編成局長を外すという内々の条件つき
1年後、大多氏が関連会社に追い出されるのは既定路線」とまで言われ、ロコツな非情人事は「OK最終戦争」と呼ばれている
因縁のライバル亀山氏と大多氏
「97年に『踊る大捜査線』をヒットさせた亀山さんは、映画化も成功させ、放送外収入の柱にしたフジの功労者
大多氏は90年代に『東京ラブストーリー』などのトレンディードラマを次々とヒットさせた看板プロデューサー
どちらも早大卒 同じタイミングで着々と出世を続けてきた 両雄並び立たずというわけか
マンガ原作のドラマばかり放送するより、 亀山氏VS.大多氏の「血みどろ人事戦争」を実況中継した方が、よほど視聴率を稼げるのではないか
(日刊ゲンダイ2013年6月19日掲載から改変)
週刊ポスト2013年5月3・10日号
大多氏が常務になってからトップダウンの企画が多くなり、それがことごとくコケている。
しかも『dinner』は江口洋介、 2013年4月17日スタートの『家族ゲーム』では鈴木保奈美と、トレンディドラマ時代の自分の人脈ばかりを使おうとする。
昨秋の『ゴーイングマイホーム』の山口智子もそうですね。前政権の安倍首相の“お友達内閣”みたいなもので、スタッフは困惑している。
“
昔と同じことをやればいい”って思っていたのかもしれませんが、結果は出ていない」
大多氏はプロデューサー時代、『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』などオリジナル脚本ものでヒットを飛ばしてきた人物。
だからこそ昨年の常務就任当初は「コミック原作もののドラマ企画は通さない」という方針だったとか。
「なのに、大多氏の肝いりで始めたバラエティ『アイアンシェフ』の大コケ以降、ブレにブレはじめた。
いつの間にかコミック原作も通るようになり、どんな企画が通るかみんな分からなくなってしまった」(前出・社員)
いまでは、すっかりリバイバルもの頼り。『抱きしめたい!』や『ショムニ』など過去のヒット作の続編が制作中という。
「秋からは離島での医療ものが始まる。ほとんど『Dr.コトー診療所』の焼き直しですよ。
すでに大多氏失脚の噂は出始めていて、スタッフたちも、いまは距離を置き始めている。6月の役員人事が見物ですよ」(別のフジ社員)
となると、社長の椅子は大多氏のライバルであり、唯一好調の映画部門を牽引する亀山千広・常務取締役なのか。
※週刊ポスト2013年5月3・10日号
posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 16:58| 東京 ☔|
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