2021年08月15日

敗戦記念日 戦争に負けてよかった 2021.8.15






アメリカなどを相手にした第二次世界大戦の開戦は国力の差を無視した無謀な賭けだった

アジア諸国に日本がしたこと

他人の家に勝手に上がり込んで 食べ物をかっさらい金銭を強奪 家を放火、家人を殺傷した 

しかも侵入犯の家族が両手を挙げてそれを称賛激励した

それが1930年代後半から国家レベルで中国国内でフィリピンで
日本兵により組織だって平然と行われた

なぜそれが侵略行為で人権侵害 と言えなかったのか

いかに教育が大切か 言いたいことがきちんと言える土壌が必要だったか

それなしには政府の決定に異論をはさむことができないだろう

永遠の0 が平成の終わりにヒットした

映画館には若い人がいっぱいで、終了後には感動のすすり泣きが漏れていたという
友人は非常に複雑な気持ちだったようだ

優秀なパイロットを特攻作戦で殺す消耗戦のまずさ、軍司令部のアホさは表現されていた

だが、若い戦闘員が「死」を受け入れる自己犠牲への昇華と賛美、天皇への忠誠心が強調されて

被害者の側からの描写は欠落している

この点でベトナム戦争をアメリカ側から俯瞰して不評を買った プラトーンの二の舞だ

自由主義国家に弓を弾いた戦争責任が 日本人の美意識へといつのまにかすり替えられている

てか
すり替えたい日本人も中にはおられるだろう

日本がやった戦争への反省から目を背けている

毎年2月の祝日 靖国通りを埋め尽くす、拡声器の面々を見るたびに 大きな声で威圧せず自由にモノが言える市民生活が平和のためには必要と考える

政策決定までの過程を省略しその過程を隠蔽したくてしょうがない自民党政府

KY に表されるように 異端の思考を嫌う国民性

本当に先の大戦に日本が負けてよかった

もしもアメリカに勝利してたら 今ごろ天皇主権の警察国家・軍国主義の日本になっていただろう

もう一度言う

少数意見がきちんと聞き入れられず忖度を強要される国

異端を許容せずすぐにイジメる国民性

ここら辺から見直さないと かならず日本は第三次世界戦に巻き込まれるだろう








posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 19:25| フランクフルト | Comment(1) | 文学・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月31日

縄文遺跡群、世界遺産に

縄文遺跡群、世界遺産に


1万年続いた、平和で成熟した社会

三内丸山をはじめ東北や北海道の縄文遺跡群がユネスコ世界文化遺産に登録される見通しだ

農耕はまだ始まらず狩猟採集で食物を得ていたにもかかわらず、定住生活を営む、世界でも珍しい新石器時代の文化

縄文時代は自然と共存し、争いのない平和な生活を1万年以上も営んでいた と学者は説くが果たして本当なのか

鈍器で受傷した瘢痕のある、この時代の頭蓋骨がひとつ出れば 考古学会に波紋が広がりそうだ

とにかく

旧約聖書の創世記、知恵の実を食べて楽園を追われた人類の祖、アダムとエヴァから現代までが6000年余り

それよりさらに4000年もの長きにわたり、縄文時代が続いていた

 縄文時代の始まりは今から約1万5千年前

エジプトのピラミッド建立よりもさらに1万2000年も前だ

人々は狩りで獣をとったり、海での漁、果実などの採集、栽培の暮らしを送っていた

 縄文時代は世界史では新石器時代に西アジアなどでは農耕・牧畜の開始と定住がセッ狩猟採集を基盤にしながら竪穴式住居などで定住を確立生活の拠点の集落ができた

 この時代、氷河期が終わり温暖化が進み、木の実や食べられる野草、イノシシやシカといった動物も繁殖しやすかったと考えられている

新石器時代はその日暮らしの停滞した文化というイメージだったが、縄文は世界史上例を見ない文化だったようだ

それが途方もない長い時間続いたことに素直に驚く


 


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posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 20:14| フランクフルト | Comment(0) | 文学・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月24日

クリスマス・イブ 12月25日はイエス・キリストの誕生日ではない




クリスマスソングの定番となっているアメリカの歌手マライア・キャリーさんの代表曲『All I Want For Christmas Is You』(恋人たちのクリスマス)」が、発売から25年で全米の『ビルボード・ホット100』で初の1位を獲得


きょうは クリスマス・イブ

日本ではすでに 1931年には人々に認知され、友人やそれ以上の関係の人との飲食を楽しむ習慣が出来上がっていたようだ

正確には「クリスマス・イブ」とは「クリスマスの前夜」ではなく、その言葉の通り、正に「クリスマス当日の夜」つまり クリスマス・イブニングなのだ

またプロテスタント一部教派でも、25日に日付が変わったときをもってクリスマスの開始とする


そもそも12月25日はイエス・キリストの誕生日ではない

マリアがイエスを産んだのが12月の年末ではなかったというのは、その知らせを最初に聞いた羊飼いたちの生活からも伺える

ルカの福音書2章8節2:8「さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた」ときに、彼らはイエスが馬小屋で誕生したと御使いから伝えられた

羊飼いの群れを放牧するのは4〜10月まで、11月以降は冬期の上、雨季でもあるので野営しない

12月には野原に出ることなく、羊飼いたちが真冬の寒空の下、夜番をしているなどありえない




ナザレ人イエスの誕生日は西暦前2年の初秋

イエスは西暦33年の春,過ぎ越しのニサン(ユダヤ人の祝祭で,西暦前1513年にエホバ神がイスラエル人をエジプトから解放したことを祝うもの)14日にユダヤ人聖職者たちによって磔刑に処せられた ヨハネ 19:14-16

その時から逆算すると,イエスが生まれた時期を推定できイエスは3年半の宣教を開始した時におよそ30歳なので,西暦前2年の初秋に生まれたことになる―ルカ 3:23


では なぜ12月25日が選ばれたのか

多く​の​歴史​家​に​よれ​ば、​異教​の​祭り​が​その​時期​に​祝わ​れ​て​い​た​ため​

「冬至」の時期であるこの日前後には異教の祭りが重なっており、当時の教会が布教拡大を狙って、この日をイエス誕生を祝う日としたらしい



ヘロデ王の嬰児虐殺

これについては 別のトピックで取り上げる







(以下引用)



ルカによる福音書2章8節から14節



8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。

9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。

10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。

11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。

12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」

13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。


14「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」




ヨハネ 19:14-16

14その日は過越の準備の日であって、時は昼の十二時ころであった。ピラトはユダヤ人らに言った、「見よ、これがあなたがたの王だ」。

15すると彼らは叫んだ、「殺せ、殺せ、彼を十字架につけよ」。ピラトは彼らに言った、「あなたがたの王を、わたしが十字架につけるのか」。祭司長たちは答えた、「わたしたちには、カイザル以外に王はありません」。

16そこでピラトは、十字架につけさせるために、イエスを彼らに引き渡した。彼らはイエスを引き取った。


ルカ 3:23

イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子、











posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 15:13| フランクフルト ☁| Comment(1) | 文学・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする