2020年01月31日
あれっ 有事の円買いにならないね
2020年1月 コロナウイルスによる新型肺炎
中国の武漢を中心に発生の新型肺炎
SARSの9年まえよりも り患者は増えて
中国の経済への影響も 深刻さをましている
今までは有事の円買い が常識だったのだが
今回の新型肺炎騒ぎでは円高にはならなかった
2020年1月31日 15:33 現在 109.03円
ヨーロッパ産の自動車の輸出先として中国の存在は大きい
特にドイツ経済の屋台骨を支えているのが中国マネー
中国の景気減速でユーロが値下がりするのを嫌った投資家
ユーロが売られて円、ドルともに投機マネーの受け皿になったことで
円、ドルともに値動きは小幅に留まったようだ
2018年02月06日
過猶不及 過ぎたるはなお及ばざるの如し
過猶不及 過ぎたるはなお及ばざるの如し
2018年2月 いまだになんの目新しい実績に乏しいトランプ氏
イスラエルのアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転させたが 世界中のため息とさらなる失望を招いただけ
唯一の実績が企業法人税の引き下げ
これがとんでもない不況への引き金になるかも知れない
何事もやりすぎは良くないのだ
金融緩和による低金利と好景気を支えに世界を引っ張った米国の株価が2018年2月から暴落
日本をはじめ世界中に波及し、順調に拡大してきた世界的な好況の波がturning pointにさしかかった可能性がある
約9年間も景気が拡大し、失業率は歴史的低水準のアメリカ
FRBの利上げペースはゆっくりで、低金利と緩やかな物価の上昇による世界的な「適温経済」で企業は過去最高益を目指していた
強いアメリカ をめざすトランプ米政権は大型減税やインフラ投資も打ち出して さらなる景気の底上げを狙ったのだが
先日の経済統計で予想以上の賃金上昇と失業率の減少が判明
労働コストの増大を嫌った投資家
FRBが利上げを加速させれば「適温」環境は一変しかねず、株式市場から資金は逃げ出す
そんな こんなでアメリカの株価は暴落
一部では リーマンショックの再来とまで言われている
とばっちりを食ったのは日本
海外投資家の資金の避難先が円
ドルを売って円買いで円高に
円高を嫌う日本市場は いっせいに株の投げ売りが始まったというわけだ
今でも 「アメリカがカゼをひくと日本は肺炎になる 」というのは こういうこと
アメリカでは株安は消費を大きく冷やし、世界経済にも冷水を浴びせる
FRB新議長に就いたパウエル氏はさっそく難しいかじ取りを迫られそうだ
デフレ戦略 低金利にしてキャッシュフローを限界を超えて 世界中にドルを流し込んだトランプ
出口戦略は トランプのブレインが役立たず のバカ揃いだから軟着陸が大変だろう
イエレンはいいときにクビになったものだ