2022年09月23日

焼け石にドル売り介入 母の蘇生を思い出す



アメリカは このoperationに いっさい関与しない とコメント

いわゆる、 外国為替市場で 円を買って日本政府が所有するアメリカドルを売る為替操作


1998年6月以来のおよそ24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入

9月22日午後5時すぎには円相場は1ドル=145円80銭前後だったが、午後5時3分頃から急速に円買いが入り、一時、1ドル=140円台まで円高にふれた

現在 1ドル 142.11 - 142.12をつけている  ブログ投稿時間現在


政府のドル準備高だって多くはないだろうし チューリッヒの小鬼The Gnomes of Zürichに 見透かされそう


ジョニの母が 2021年12月に亡くなったのだが

主治医から 「アレスト(心停止)したら 蘇生を希望するか」 あらかじめ聞かれていた

再拍動したら どれくらい生きているのか の わたしの問いに 


「んーー 1時間くらい ご家族が駆け付けるまでなんとか またすぐに止まります」

そう言われたら なにもしないでそのままで見送る と答えざるを得なかった

「お母さまの死亡診断書は出来ていて あとは日にちを入れるだけだから」 なんて失礼なことまで言われた


今回の日本政府の円買い介入も 母の蘇生と同じ類になるだろう



あれだけ 彼我の 公定歩合の金利差があるのだから あっという間に さらに円安に振れるに違いない




posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 11:54| フランクフルト | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際政治/世界経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月17日

中国が感謝してやまないタリバン





アフガニスタンで進攻を続ける反政府組織タリバンが2021年8月15日夜、アフガニスタンでの戦闘で「タリバンが勝利した」と宣言した

腐敗しきった、ガニ大統領率いる現アフガニスタン政府が首都カブールを無血開城

ガニ大統領は 所有する自家用車とトラック4台に現金などを積んで隣国タジキスタンに逃亡した

タリバンによる報復を恐れるアフガン政府要人たちや軍人 警察官 アメリカ軍専属の通訳も国外脱出を捜索し 首都の空港は混乱を極めている


9・11で国際テロ組織アルカイダの首謀者ビンラディンをかくまっていたとして2001年にアメリカ軍の空爆を受け、タリバン政権は崩壊

21世紀初頭からの中東での政治の混乱は アメリカの軍事介入を招き 結局 またタリバンのアフガニスタンでの政権再樹立となった

この20年間 国際世論の関心と注目はつねに パキスタン アフガニスタンに注がれた

このことは 中国にとって好都合だった


鬼のいない間の洗濯 とはまさにこのこと

着々と 東南アジアや南アジア諸国が領有権を主張する南シナ海に人工島を造設 飛行場や迎撃基地を敷設した


南沙諸島2.jpg



今回のタリバンのカブールへの進行にあたり 中国政府が タリバン政権の早期承認を打ち出しているのは 恩返し的な思惑もあると思われる


posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 16:03| フランクフルト ☀| Comment(1) | 国際政治/世界経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月06日

原爆投下の日 雑感



先日 日本国政府は やっと重い腰をあげ原爆投下後に黒い雨が降った としている地域の外側の被爆者86人にも 被爆者手帳を交付することにした

広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を巡り原告84人全員を被爆者と認めた広島高裁判決を受け、被告の広島県の湯崎英彦知事と広島市の松井一実市長は2021年7月26日午後、菅義偉首相と面会し、上告断念を認めるよう要請し 首相も上告を断念 判決が確定した

広島市はこれを受けて8月6日の「広島原爆の日」を控え、週明けから原告側へ手帳を交付する予定


厚労省や国はなにを考えているのか



アメリカへの過度の忖度 日本の保守政治家


核兵器の開発、保有、使用を全面禁止する初の国際法規である核兵器禁止条約の発効が22日、南太平洋のサモアから始まった

2020年10月までに批准した50カ国・地域で現地時間22日午前0時に順次、効力が発生する

米国、英国、フランス、中国、ロシアの核保有五大国のほか、日本や韓国は参加していない


アメリカの核の傘に庇護されているのに 核廃絶 の訴えは矛盾する というアメリアへの気遣い

でもね アメリカは そんな日本の配慮には なんとも思っていない


逆に 日本国民総意のもと 核廃絶を願っていることは当然のことなんだから 堂々と表明すべきだった

海外の人たちの 平和の願いと唯一の被爆国 日本への期待を裏切ったことのほうが 国際政治上 はるかに日本の取返しのつかない、失政となるのは明白だ



posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 18:51| フランクフルト ☀| Comment(0) | 国際政治/世界経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする