ユンディ リー なんだかな〜

ときどき　２０００年のショパンコンクール優勝の中国人男性　ＹＵＮＤＩ　ＬＩのピアノ演奏をyou tubeで　チェックする

優勝するくらいだ　たしかに巧いんだけど　　年齢１６　あるいは１７にしては　風貌も曲想も老成してる？

なんかネチっこく　こまごま弾く

若さゆえの　しなやかで伸びやかな　透明感がない

演奏時の表情が自己陶酔っぽい

わたしの音楽仲間でも彼への評価　あるいは人気は乏しい

同じく　ショパンコンクール優勝者の大先輩　アシュケナージの演奏とは　心に響く感銘　という点で　天と地　くらいの落差がある

ベトナムのピアニスト　ダンタイ　ソン　は話題性に富み　愛されたのに

チェロは 肩でかつぐ

最近　大型の弦楽器　チェロを　大きな丸みを帯びたケースに入れて　背中に背負った学生を　よく見かける

なんでカートで引っぱらないんだろう

わたしのピアノの先生　に理由を尋ねた

なぜ重いチェロを持ち上げて　抱えるように運ぶのか

カートに載せて地表を引っ張る衝撃で　チェロのチューニング　調音が簡単に狂ってしまうそうだ

ピアノよりチェロ

チェロを背中に担いだ人を 渋谷駅　改札前でよく見かける

ピアニストのわたしの友人女性　の話では 日本ではだいぶ前から 子供の情操教育に チェロを習わせる家庭　が増えているらしい

以前は 子供の習いごと の王道 ピアノは 日本の家庭の特殊事情 手狭な床面積と近所迷惑　な騒音のために廃れたようだ

もう一つ チェロを習う学生が増えた理由

チェロは 音大卒業しても就職で困らない

ピアノは 卒業生が　少ないソロの仕事を奪い合い

ピアノ科の学生同志は どこの音大も あまり仲良くないと聞く