NHKFM『クラシックリクエスト』清水和音が司会やってた頃は笑った
「バックハウスを聴いてる奴は耳がおかしい」
「ブルックナーはつまらん」
「ノーノなんかがもてはやされるんだったら現代音楽なんて滅びろ」
とか ハチャメチャ言い放題。あげくにリスナーが「○○の演奏でお願いします」 とリクエストを送ってきてるのに、無視して好きなカラヤンの演奏をかけたり・・・・
てゆーかフルヴェンを堂々とけなすことができるのは彼をおいて他いない?
久々にきょう 彼の演奏会の告示を朝日新聞で見た
彼のデビュー30週年“三大ピアノ協奏曲の響宴”と題して
チャイコのピアノ協奏曲第1番/ ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番/ベートーベンピアノ協奏曲第5番皇帝
これらを一回のコンサートでまとめて弾いてみせる というのだ
どの協奏曲もきちんと演奏したら、かなりの難度と集中力を要する
さらに 体力も極限まで試されるだろう
ちょっと考えただけでも、あまり内容には期待できそうにない
彼が自身の今度の演奏会をコメントしたら何と言うだろうか
たぶん「こんなの、一流ピアニストのやることではない、聴衆をおちょくってるのか!」ではないか
中村紘子、宮沢明子、清水和音が朽ちて、いまや日本人ピアニストでホープと呼べる存在はいない
内田光子はどこ行っちゃったのか?
小山実稚恵のリサイタルの、あまりの低額なチケット代に最近、驚愕したばかりだ
日本国内でいちばん売れたクラシック音楽のCDが、カラヤンのアダージョ、3000枚だったという
景気不振でクラッシックに耳をかす日本人がいなくなったのか
とうとう清水和音も、お金に困窮してこんなムチャなコンサートに同意したのだろうか
興味は尽きない
2010年12月03日
2010年10月26日
ショパン・コンクール 日本ではアノ人に嫌われたら出場できない
ポーランド・ワルシャワで行われていた第16回ショパン国際コンクールで20日 ロシアのユリアンナ・アヴデーエワが優勝した
1965年のマルタ・アルヘリッチ以来の45年振りの女性優勝者だ
日本人は17人が参加したが本選に進出できたのは1人もいなかった
第2位はロシアのルーカス・ゲニューシャスとオーストリアのインゴルフ・ヴォンダー 第3位はロシアのダニール・トリフォノフ
ロシアの躍進が注目を集めた
今回 優勝者が本選で使用したピアノがYAMAHAのフルコンサート・グランドCFX
これで連勝していたSTEINWAY$SONSに 一矢報いた形になった
わたしも中学2年で幻想即興曲を弾いて以来、ショパン・コンクール出場を夢見てきた
日本の若手ピアニストの周囲からは 特定のピアノ教育者の“お気に入り”でないと、どんなにピアノの実力があってもショパン・コンクール出場に推薦がもらえない とする不満も根強いようだ
N響の有力メンバーの子息が、実力がないのに音大ピアノ科でスタッフとして勝ち残っている との批判もある
どんな世界もクリア・カットにはコトは進まないようだ
1965年のマルタ・アルヘリッチ以来の45年振りの女性優勝者だ
日本人は17人が参加したが本選に進出できたのは1人もいなかった
第2位はロシアのルーカス・ゲニューシャスとオーストリアのインゴルフ・ヴォンダー 第3位はロシアのダニール・トリフォノフ
ロシアの躍進が注目を集めた
今回 優勝者が本選で使用したピアノがYAMAHAのフルコンサート・グランドCFX
これで連勝していたSTEINWAY$SONSに 一矢報いた形になった
わたしも中学2年で幻想即興曲を弾いて以来、ショパン・コンクール出場を夢見てきた
日本の若手ピアニストの周囲からは 特定のピアノ教育者の“お気に入り”でないと、どんなにピアノの実力があってもショパン・コンクール出場に推薦がもらえない とする不満も根強いようだ
N響の有力メンバーの子息が、実力がないのに音大ピアノ科でスタッフとして勝ち残っている との批判もある
どんな世界もクリア・カットにはコトは進まないようだ
2010年08月27日
YAMAHAヤマハのピアノ調律に感動
実家のピアノの音がおかしいとずーっと思っていた
激しい曲を演奏してみても、なんか鍵盤から10センチ先までしか共鳴してないようなピアノの鳴りかたなのだ
わたしのピアノの先生はSTEINWAY持っているから ヤマハのことは知らないだろうし・・・
わたしのピアノはYAMAHAのC3
同社グランド・ピアノのシリーズのなかではいちばん小型だが上半身に響いてくる明るい音色が好きだった
毎年 調律は欠かさずしているのに年々 音が悪くなっていくのには我慢できなかった
去年 名古屋を本拠地とするネット専門のピアノ調律の派遣会社は酷かった
口コミなどなにもチェックせず、グランド・ピアノでも調律は1万円 というのに惹かれて依頼したのだが・・・
母の話では、20代の女性がフラっと現れるや、ものの30分で調律を終え、逃げるように去っていったという
あらかじめ、わたしがピアノの問題点を書き出して、調律師に見せるように母に頼んでおいたのだが、それもみごとにその女性にかわされたようだ
調律直後に試弾しても音色も 音の張りもまったく変化なしで不信感が募った
メールで何度か苦情を伝えると そのネット調律会社の経営者が新幹線でやってきて再調整してくれたが まったく変化はみられなかった
で、今年メキシコ出張から帰国してすぐに クリニックの近くのヤマハ直営店に出かけ調律を依頼した
ついでに“経験豊かな男性の調律の方で” とリクエストさせてもらった
すごくいやらしい依頼の仕方だが、ほんとに前回のことでトラウマになりそうだったので
ある7月の日曜日 現れたのはメガネをかけた、髭の剃りあとが青々とした40代、理系のサラリーマン風の男性調律師だった
わたしの観ているまえで あっという間にピアノを鍵盤、鍵盤の蓋、響板カバーなどにバラしていく
弦を打撃するハンマーの下からいろんな物が出てくる
いちばん驚いたのは メトロノームの重りを中から発見できたこと
カチッ、カチッと規則ただしく左右に振れる、細長い金属棒に付属している重りだ
あとコピー用紙にたくさんの輪ゴム
はじめて ピアノ調律でそんなモノを見つけた
いままでの調律がいかにテキトーだったのかよく判った
彼にはいろんな興味深い、ピアノの構造へのレクチャーをしていただいた
調律にかかった時間 2時間15分
お値段はそれなり だったがたくさんのサービスもしていただいて感謝している
いちばん感動したのは その音の響き方
ハンマーがピアノ線を叩いた音が金属版ー響板に共鳴して ピアノ全体からド−ン と湧きでてくる感じなのだ
いままでの ナマクラな音とは比べものにならない
やはりモチは餅屋なのだ
ネットでの価格だけで 選んでいた自分を恥じた
心なしか 前よりピアノが上手くなっている気がした
来年も彼に依頼しようと思っている
激しい曲を演奏してみても、なんか鍵盤から10センチ先までしか共鳴してないようなピアノの鳴りかたなのだ
わたしのピアノの先生はSTEINWAY持っているから ヤマハのことは知らないだろうし・・・
わたしのピアノはYAMAHAのC3
同社グランド・ピアノのシリーズのなかではいちばん小型だが上半身に響いてくる明るい音色が好きだった
毎年 調律は欠かさずしているのに年々 音が悪くなっていくのには我慢できなかった
去年 名古屋を本拠地とするネット専門のピアノ調律の派遣会社は酷かった
口コミなどなにもチェックせず、グランド・ピアノでも調律は1万円 というのに惹かれて依頼したのだが・・・
母の話では、20代の女性がフラっと現れるや、ものの30分で調律を終え、逃げるように去っていったという
あらかじめ、わたしがピアノの問題点を書き出して、調律師に見せるように母に頼んでおいたのだが、それもみごとにその女性にかわされたようだ
調律直後に試弾しても音色も 音の張りもまったく変化なしで不信感が募った
メールで何度か苦情を伝えると そのネット調律会社の経営者が新幹線でやってきて再調整してくれたが まったく変化はみられなかった
で、今年メキシコ出張から帰国してすぐに クリニックの近くのヤマハ直営店に出かけ調律を依頼した
ついでに“経験豊かな男性の調律の方で” とリクエストさせてもらった
すごくいやらしい依頼の仕方だが、ほんとに前回のことでトラウマになりそうだったので
ある7月の日曜日 現れたのはメガネをかけた、髭の剃りあとが青々とした40代、理系のサラリーマン風の男性調律師だった
わたしの観ているまえで あっという間にピアノを鍵盤、鍵盤の蓋、響板カバーなどにバラしていく
弦を打撃するハンマーの下からいろんな物が出てくる
いちばん驚いたのは メトロノームの重りを中から発見できたこと
カチッ、カチッと規則ただしく左右に振れる、細長い金属棒に付属している重りだ
あとコピー用紙にたくさんの輪ゴム
はじめて ピアノ調律でそんなモノを見つけた
いままでの調律がいかにテキトーだったのかよく判った
彼にはいろんな興味深い、ピアノの構造へのレクチャーをしていただいた
調律にかかった時間 2時間15分
お値段はそれなり だったがたくさんのサービスもしていただいて感謝している
いちばん感動したのは その音の響き方
ハンマーがピアノ線を叩いた音が金属版ー響板に共鳴して ピアノ全体からド−ン と湧きでてくる感じなのだ
いままでの ナマクラな音とは比べものにならない
やはりモチは餅屋なのだ
ネットでの価格だけで 選んでいた自分を恥じた
心なしか 前よりピアノが上手くなっている気がした
来年も彼に依頼しようと思っている