2019年08月06日
最高の青空
8月1日に海外から帰国
7月23日に日本を出るときには 梅雨だったからまるで熱帯にいるよう
エアコンのかけ過ぎで きょうからカゼに り患
でも 空を見上げれば 今年最高の青い空
どこまでも澄みきった、青というよりは ややコバルトっぽい明るい碧
この色を観ていたら 元気が出そうだ
やっぱり 夏がサイコーだ
困るのは
都内や都下のめぼしい街は どこもガキンチョで充満
クソ暑いのに 人の背中を見て足を踏まれて散々な目に合うのは明らか
だから
ジョニ 毎年 8月は週休1日以外は ずっと皆勤だ
家にいても 朝 新聞開いて メール確認 LINEチェックして 昼食を摂りに外食
それなら 会社のお金で冷房し 仕事の合間に新聞 メールに目を通したほうが
生活のリズムが守られるし
しかも ときには可愛い女の子の美容カウンセリングできるし 笑
1日 家にいるのとおんなじことをして、涼んで仕事して 結構な金額の日給をいただける
そして みんなが夏休みを取り終えて 疲れ切って職場や学校に戻る9月
また ジョニーは ファーストクラスで海外へ出かけるのだ
2019年06月04日
午後の診察室 赤ちゃんが来た!
蒸し暑くなって うっかりすると居眠りしそうな2019年6月4日 火曜日の午後
あーん あーん の赤ちゃんの泣き声が待合室にこだまして 目が覚めた
平成3年生まれのお母さんが脱毛しにカートで来院
生後6か月の女の子 生まれたときに3700gの巨大児だったらしい
妊娠糖尿病も疑われたが 出産後に血糖値はすみやかに低下
ベビーは おなかが空いたのか おむつが濡れているのか 母親がいなくなったのを察知したのか
もう20分は泣いている
生後6月を過ぎると 乳児は人見知りするようになるから
あと2人 こどもがほしい と母親は話していた
この子はきっと まわり中から祝福されての誕生だったのだろう
( ジョニは 歓迎されない赤ちゃんだったんだろうな )と ふと考えると 涙が出そうになる
生まれてきたことに感謝しろ 生きていることに感謝しろ とは言うけれど
わが母の、『私生児を産む』の決意にはただただ 父ならずとも驚き呆れるほかはなかっただろう
わたしの顔を見て ただにこにこしている彼女の、どこに秘められた強さがあるのだろうか
来週の休み、母に会いにゆこう
2018年06月11日
きょうのことば 里帰りをさせてあげたい
岡山大学 臓器移植医療センター長 大藤剛宏氏は 知られた生体肺の移植専門医
彼の移植チームが軌道に乗り始めた頃に 40代女性の脳死肺移植があった
彼女は「落ち着いたら旅行に行きたい」
「どちらへ?」
「北海道へ」
「カニが美味しいですね」
と言うと
女性は微笑んだ
「里帰りをさせてあげたいのです」
肺のドナーは北海道の人だったのだ
DOCTOR'S MAGAZINE 2018 6月号より 引用
なかなか ここまで配慮できる患者は少ない
というよりも いかにも日本人的な発想
脳死した人は 肉体が完全に死滅したわけではない
移植された女性の体内で 生 を紡ぎ続けるのだ
自身の子が脳死
その臓器を提供されて 元気になったドナーの患者のもとを
死んだわが子に会いに行く感覚で 毎年 会いに行く親もいる
これとて レシピアント側 移植を受けた患者や その家族の感謝と理解がなければ 受け入れられないだろう