2025年3月31日 美術作品満載のサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会を訪れた
目的は 十字架を抱えたミケランジェロの石像
現地で知ったのは聖カタリナ
1300年代のイタリア中部の都市シエナは、神秘主義と宗教精神に満ち溢れていたエリアで
この地に誕生したのが、後に聖人の列に加えられるカタリナ・ベニンカーサ のちの聖カタリナ
1347年、カタリナはシエナに住む子だくさんの織物商の娘として生まれた
この当時ローマと南フランスのアヴィニョンの2都市にそれぞれ教皇が立ち、カトリック教会は分裂しかけていた
そこでカタリナは、1376年にアヴィニョンを訪問し、教皇庁をローマに戻して貰う様、教皇グレゴリウス11世を説得し
翌年、教皇庁のローマ帰還が実現
その後、ローマに住んだカタリナは、1380年、イエスと同じ三十三歳で、キリスト教に捧げた短い生涯を閉じた
シエナの人々は、彼女の遺体が戻って来ることを希望したが、表立っては叶わぬ願いだった。そこで、せめて頭部だけでも持ち帰りたいと、密かに有志が彼女の頭部をカバンに詰めシエナに戻った
てことで 聖ミネルヴァ教会の主祭壇のもとに安置された聖カタリナには 頭部がない
シエナのサン・ドメニコ聖堂に、聖遺物であるカタリナの頭部と親指が安置された彼女の礼拝堂 がある
これらの遺物は彼女の列聖から3年後の1383年に大聖堂に移されている
でも いくらなんでも頭部だけ持ち帰る信者の心境 よくわからない・・・
首と胴体 切断されたままの彼女 どんな気分なんだろ

