2025年03月14日

ルンバ 今年5月26日に倒産か

ルンバ 今年5月26日に倒産か


ロボット掃除機の代名詞にもなって、圧倒的なシェアを誇ったアイロボットが、今や深刻な財務問題を抱え、先行きが不透明な状況のようだ

大規模なレイオフを含むコスト削減もむなしく、2024年の収益は2023年比で23.4%減の6億8180万ドルに落ち込み、資金繰りはさらに悪化

運転資金の追加費用や株式ワラントを発行し、現在は2025年5月6日までなんとか延命が可能

もしその期限までに融資先との合意を延長できなければ、デフォルト(債務不履行)に陥る恐れがある

 こうした苦しい状況について同社は、ロボット掃除機市場における中国企業の攻勢、消費需要の低下、さらに世界的な経済動向などが要因だと説明している。iRobotとしては、新製品ラインナップの成功とともに有利な売却先や合併先を見つけることで打開を図りたい考え

iRobotは2024年に全従業員の40%をレイオフし、採用を抑制し、オフィスの閉鎖や一部をサブリースに回すなど、あらゆるコスト削減策を講じてきた。その結果、約1億2640万ドルの経費を削減したが、それでも財務は安定していない

同社は、ロボット掃除機での再浮上を目指し、新機軸のルンバを打ち出した

この新製品がもし期待ほど売れなかった場合、監査担当者も「iRobotが今のまま事業を継続できるか疑わしい」という見解を示しており、iRobot自身もほかの企業への売却や合併、新たな融資の確保など、さまざまな選択肢を模索している


iRobot 社経営の深刻な悪化要因

大きな要因としては、市場の変化によって借り入れの返済が困難であること

ロボット掃除機市場での地位も中国メーカーの台頭によって脅かされていること

結論として、iRobotが今すぐ倒産する可能性は高くはないが、もしそうなった場合、ルンバは最低限の掃除機能は保ちつつもアップデートやサポートが受けられなくなり、パーツ供給も厳しくなると想定され さらなる需要の萎縮が懸念されている

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posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 16:50| フランクフルト ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外出張・ステイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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