2024年12月11日
美容医療、トラブル急増 診察一瞬だった二重手術、腫れ引かず別の病院へ「甘く見ていた」1
美容医療、トラブル急増 診察一瞬だった二重手術、腫れ引かず別の病院へ「甘く見ていた
https://digital.asahi.com/articles/DA3S16096766.html
施術や契約に関する美容医療のトラブル増加を受け、厚生労働省は安全管理などに関する年1回の報告を美容医療界に求める報告書をまとめた。トラブル相談はこの数年で急増し、その一方で、医師になって間もない若手が美容医療に流出する事態も問題視されている。(足立菜摘、後藤一也)
昨年5月、名古屋市の会社役員の女性(49)は、名古屋駅近くの大手の美容外科クリニックを訪れた。「埋没法」という、まぶたを切らずに糸で留めて二重(ふたえ)にする手術を受けるのが目的だった。
クリニックに着くと、医師ではない若い女性の「カウンセラー」が施術の希望を聞き取った。「なるべく糸がとれず、腫れが少ない方法で」と伝えると、埋没法で最も高額な30万円以上のコースを提示された。
また、まぶたが下がってきたと相談すると「眼瞼(がんけん)下垂かも」と言われ、埋没法に加えて眼瞼下垂の手術も契約することを勧められた。金額は10万円ほど追加されるが、「とにかく目立たず、仕上がりもよくなるなら」と思い承諾した。
当日の院長の手術を希望し、カウンセリングは10〜15分で終わった。会計は約45万円。支払いを済ませて数時間待ち、院長の診察を受けた。
診察は一瞬だった。女性に対して何か希望を聞くこともなく、二重にする位置だけを「こうだね」と確認して終わった。手術するその位置に印を付けられることもなく、「えっ」とひっかかりを覚えた。
posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 17:59| フランクフルト ☁| Comment(0)
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