2024年11月20日

ムスリム民族浄化には無関心のセルビア市民、「中国が改修」の駅崩壊には激しい抗議デモww



イギリス国防省は2024年7月12日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍兵士の死傷者は、ことし5月と6月では、1日平均で1100人以上となり、この2か月で7万人を超えた と発表
ロシア兵の、ウクライナの戦争での死傷者が直近2か月間で7万人 なんて言われても 自身の歯痛のほうがよほど深刻だろう

これと同じことなんだろうか?

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セルビアの首都ベオグラードの北西70kmにある都市、ノヴィサドの鉄道駅で2024年11月1日、駅舎の外側に設けられた屋根が崩落する事故が発生。少なくとも14人が死亡し、30人以上が重軽傷を負った

駅は、運輸省が1600万ユーロ(約26億円)を投じて2021年から中国企業によって改修工事が行われ、今年7月に工事が完成したばかり

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事故を受け、ベオグラードなどでは責任を問い担当大臣の辞任を求める大規模な抗議デモが発生


中国と欧州を結ぶ一路一帯のスローガンのもと、インフラ投資で存在感を高める中国と、それと手を組む政府の不明朗な会計処理、工事内容の公開拒否に対する一般国民の不信感の高まりが噴出した形
駅の改修工事を請け負ったのは、中国鉄路国際有限公司(CRIC)と中国通信建設有限公司(CCCC)

セルビア瀬府の不正に怒るセルビア市民のお怒りはごもっとも

だけど・・・

セルビア市民たち、1992年のユーゴスラビアの分離独立の際に クロアチアへの空爆と侵略、コソボ紛争での市民への性暴力とジェノサイド民族浄化
への 当の加害者 セルビアの市民たちの反応は鈍い

ずいぶん身勝手だと思うが


セルビアがやったこと

1992年の旧ユーゴスラビアにおいて、「民族浄化」と称しイスラム教徒の少女や女性がボスニアのセルビア人兵士に妊娠するまでレイプされ、殺された事実をまとめ、明らかにした歴史を検証したユーゴスラヴィア民族浄化のためのレイプ 2001/5/1
ベヴェリー アレン (著), Beverly Allen (原名), 鳥居 千代香 (翻訳)

普通の殺戮は、征服国の女性をレイプしてのち殺してしまうが、ユーゴではそうならなかった 女性は生かされ、妊娠するまでレイプされる
中絶ができなくなるまで監禁され女性には産む選択しかない

生まれた子はレイピスト、敵国の血を継ぎ、祝福はされない。女性は育児を拒否、この瞬間から、古い共同体の崩壊がはじまる

旧ユーゴスラビアは「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字、1つの国家」と表現されるほど複雑な国

1980年にチトー大統領が亡くなった後に社会主義体制から市場経済と民主主義体制へと転換し、社会・経済情勢が不安定化した
この情勢が民族主義を助長し、1991年に内戦に発展

その後、クロアチアやボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ自治州などで内戦や戦乱が続き、2006年にモンテネグロが独立して国名をセルビア共和国と変更



2021.05.13 英国外務省は
民族浄化とジェノサイドの指導者 カラジッチ被告について、ジェノサイドの罪が発覚した数少ない人のうちのひとりだと指摘 カラジッチ被告が、セルビアのジェノサイドでの男性や女性、子どもの大虐殺に責任があり、市民らを標的にした狙撃が行われた「サラエボ包囲」の実行を支援したと指摘した
セルビア カラジッチ -radovan-karadzic-sentence-super-169.jpg
カラジッチ被告を巡っては、国連旧ユーゴスラビア国際刑事法廷の機能を引き継いだ「国際刑事法廷メカニズム」が2019年に上訴審で終身刑を言い渡していた。一審判決は禁錮40年だった

カラジッチ被告は1990年代、セルビア人指導者として、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でボスニアのイスラム教徒やクロアチア人に対する大規模な虐殺を実行した
posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 11:33| フランクフルト ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際政治/世界経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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