2021年12月24日

クリスマス・イヴは フェイクニュースから



フェイク・ニュースは なにもトランプ氏の専売ではない

なんと今から2020年まえ以上に すでにキリスト教指導者たちは平気で民衆にウソのニュースをまき散らしていた

ジョニブログ
クリスマス・イブ 12月25日はイエス・キリストの誕生日ではないhttp://johnnydep.seesaa.net/article/472796132.html



ナザレ人イエスが明日 馬小屋で生まれたことになっている

その経緯は

東方三博士.jpg
ボッティチェリの「東方三博士の礼拝」


イエスさまがベツレヘムで誕生した直後、東の国でだれも見たことがない星が西の空に出現

東方の三博士(カスパール、メルヒオール、バルタザール)は、ユダヤ人の王が生まれたことを知り、その星に導かれて
旅を始める

途中でユダヤのヘロデ王に会った3博士は、「ユダヤ人たちの王はどこで生まれたのでしょうか」と尋ねた

ヘロデは、自分にとって代わる王がいるのかと驚き、不安を覚え、3博士にその居所がわかれば教えるように命じる

博士たちは天空に輝く星に導かれてベツレヘムに進み、星の真下に母マリアに抱かれたイエスを見出して、彼に敬意を払って礼拝し高価な珍しい贈り物を捧げた

この対面の場面は宗教画の恰好の題材になっている いまでもヨーロッパ各地の名もない教会にも このテーマの絵が掲げられていることが多い

ヘロデは、自分の王座をおびやかす者を排除しようと、ベツレヘムとその周辺の2歳以下の男児を皆殺しにした

主のお告げによりこの災厄を事前に知ったヨゼフとマリアは幼な子イエスを抱いてエジプトへ脱出して助かった


というものだが



預言者イエスが生まれたのは9月 というのが定説


多神教 ゾロアスター教ほか さまざまな宗教の信者獲得のキャンペーンが年末に行われた当時 キリスト教でもその時期にぶつけての勧誘運動をするための口実が必要だったために イエスの生誕を年末にもってきたのだ


マリアがイエスを産んだのが12月の年末ではなかったというのは、その知らせを最初に聞いた羊飼いたちの生活からも伺える

ルカの福音書2章8節2:8「さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた」ときに、彼らはイエスが馬小屋で誕生したと御使いから伝えられた

羊飼いの群れを放牧するのは4〜10月まで、11月以降は冬期の上、雨季でもあるので野営しない

12月には野原に出ることなく、羊飼いたちが真冬の寒空の下、夜番をしているなどありえない


ナザレ人イエスの誕生日は西暦前2年の初秋


posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 12:35| フランクフルト ☁| Comment(0) | 文学・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。