KTM 電気機関車 なつかしいなぁ 久しぶりに納戸の奥から見つけた まだ5歳くらいの時に両親からクリスマスプレゼントで もらったカツミの電気機関車 もちろん 当時はサンタさんからのプレゼントと固く信じていた しばらくは布団の中まで引っ張り込んで寝た ずっと機関車を眺めてはうっとり 箱から出して遊びはじめてすぐに モーターが回らなくなった すぐに我が母が 池袋の玩具店に機関車を持ち込み修理を依頼 なんでサンタさんがプレゼントを購入したお店を母が知ってるのか ジョニはとっても不思議だった そういえば 毎年 プレゼントに同封されていたサンタさんからの『日本語』でのお手紙 いま思えば母の筆跡 ジョニがサンタクロースからの手紙を読むまえに 父は 『ジョニくんとサンタさんが約束したことを ちゃんと守るんだぞ』 など 手紙の内容をよく知っていた なんかヘンだなぁ とは思ったが プレゼントで遊ぶのに夢中で すでにそんなことは忘れていた 母は明日のお米を買うお金もなかったのに ずいぶん大枚をはたいて機関車を買ってくれたんだな としみじみ思う 月の生活費の半分以上の費用でなかったか 貧乏なのでジョニが受験した大学医学部は国立大学の一校のみ それで合格して あとは奨学金とカテキョーだけで医師になった 教科書はほとんど上級生からプレゼントしてもらった 高須克弥氏といっしょに働き始めたころ、わたしを見ていて 彼は『国立出身の先生は私大出のとぜんぜん違うね』と笑っていた 金銭感覚が庶民的で面白かったんだろ 本当は慶大医学部を受けたかったな すべり止めで 日本医科大学や順天堂に合格してみたかった ま いいか 自分のまわりの医師を見ていると 私大出身の医師の方が患者に親切な印象を持つ 国立大学出の医師は 秀才特有の冷たさがつきまとう いま 親ガチャという言葉がよく引き合いに出されるが 努力すればどんな風にでも人生は築いていけると信じる ANA国際線は他人の金だからファーストクラスに搭乗するが 日常の買い物はOKストアが多い 母は今年 2回危篤になった(続く) |
2021年12月22日
KTM カツミの電気機関車
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