縄文遺跡群、世界遺産に
1万年続いた、平和で成熟した社会
三内丸山をはじめ東北や北海道の縄文遺跡群がユネスコ世界文化遺産に登録される見通しだ
農耕はまだ始まらず狩猟採集で食物を得ていたにもかかわらず、定住生活を営む、世界でも珍しい新石器時代の文化
縄文時代は自然と共存し、争いのない平和な生活を1万年以上も営んでいた と学者は説くが果たして本当なのか
鈍器で受傷した瘢痕のある、この時代の頭蓋骨がひとつ出れば 考古学会に波紋が広がりそうだ
とにかく
旧約聖書の創世記、知恵の実を食べて楽園を追われた人類の祖、アダムとエヴァから現代までが6000年余り
それよりさらに4000年もの長きにわたり、縄文時代が続いていた
縄文時代の始まりは今から約1万5千年前
エジプトのピラミッド建立よりもさらに1万2000年も前だ
人々は狩りで獣をとったり、海での漁、果実などの採集、栽培の暮らしを送っていた
縄文時代は世界史では新石器時代に西アジアなどでは農耕・牧畜の開始と定住がセッ狩猟採集を基盤にしながら竪穴式住居などで定住を確立生活の拠点の集落ができた
この時代、氷河期が終わり温暖化が進み、木の実や食べられる野草、イノシシやシカといった動物も繁殖しやすかったと考えられている
新石器時代はその日暮らしの停滞した文化というイメージだったが、縄文は世界史上例を見ない文化だったようだ
それが途方もない長い時間続いたことに素直に驚く
iPhoneから送信
2021年05月31日
この記事へのコメント
コメントを書く