国家によるハイジャック
25年以上にもわたって東ヨーロッパの内陸国 ベラルーシを専制支配し 昨年の大統領選の不正が強く疑われる、ルカシェンコ
彼にとって もっとも目障りな反体制派で政治運動家のロマン・プロタセビッチ氏がベラルーシ当局によって拘束、逮捕された
そのやり方にアメリカやヨーロッパ各国の非難が集まっている
2021年5月23日、ギリシアからリトアニア行きの旅客機を ベラルーシ治安当局が 機内に爆弾を搭載している疑いあり、の名目でベラルーシ国内の空港に緊急着陸を要請
機内にいたベラルーシの反体制派の記者を着陸した空港で拘束
あの格安航空会社RYANAIRライアンエアがトバッチリ
携行手荷物が1g でも重量オーバーなら厳しく、利用客に追加の支払いおよそ2000円をを求める
あの、セコくてやかましいRYANAIRも スクランブル発進した戦闘機には なすすべてなし だった
これは政治犯の移動や 人々の自由な移動を保障した、普遍的な基本的人権を侵す深刻な問題
国連事務総長は深い懸念を表明し、独立した調査を呼びかけたのは当然のこと
アメリカはベラルーシ治安当局のメンバーなどのアメリカ国内の資産凍結などを始めた
EU は加盟国上空のベラルーシの航空機の通過の拒否を発表
自国の反体制派叩きに躍起になるロシアはベラルーシを擁護しているが
ミサイルでマレーシア航空機を撃墜したのもロシアが強く疑われている
今回の事件の正当化は、ロシア自身が国際社会の基本的なルールを相変わらず無視していることを意味する
これでロシア上空を外国旅客機が安心して飛べるのか
大昔の北米のアンカレッジ経由でないと日本からヨーロッパに行けない時代が来るとは思えないが
ベラルーシ政府はじめロシアなど後ろ盾の関係国は、事実関係の究明に全面的に協力しなければならない
2021年05月31日
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