バドミントンの桃田選手が マレーシアで受けた、交通外傷 眼窩底骨折の手術を受けたようだ
2020年1月に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれて負傷したバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗選手(25)
右目の眼窩底骨折と診断され、8日に手術を受け
所属先のNTT東日本が発表した 全治まで約3カ月を要する見通し2020年3月中旬の全英オープンは取りやめる との報道だ
だが この眼窩底骨折 いわゆるBlow Out Fracture 手術しても しなくても 複視の改善には効果が見込めないことでも有名な手術なのだ
この手術 形成外科 つまり 美容外科の範疇にある
眼窩 つまり 眼球を包埋する 紙様の薄い骨に包まれた空間
ここに 外部から眼球に高い圧がかかると 眼窩壁の骨折を起こし 骨折片に 眼球を動かす外眼筋が引っかかり トラクションを起こすと
特に上方視すると左右の眼球の上転に角度の差が出て 複視が出る



大型バスの運転手などには 致命的な外傷となる
手術は 金属片や 腸骨片で骨折した部位を穴埋め
形成外科医にとっての自己満なオペ
手術のかわりに 寝そべって 天上に振り子を結んで設置 自身の真上で振り子を動かし 眼球の運動でそれを追う訓練を続けても けっこう効果がある
ジョニが主治医だったトラック運転手も 眼窩底骨折しながら 観血的な処置は全くせずに この保存的治療だけで快方に向かった
桃田が 手術を受けたが ジョニ的には 振り子を利用した治療だけでも 充分 複視はかなり改善したような気はする
下直筋や下斜筋の腫脹が引いただけでも かなりの眼球運動への改善となりうるだろうから