2020年01月29日

アシュケナージが引退




はじめてジョニがアシュケナージの音を聴いたのは 大学1年のとき


アシュケナージ.jpg

 アンドレ・プレビン指揮 ロンドン交響楽団との ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番


なんか きらきらしてるのに、 聴きやすいピアノだな と感じた

奥さんのほうが身長があって なんか微笑ましい


1955年の第5回ショパン国際ピアノコンクール第2位


このときの優勝はポーランドの新星アダム・ハラシェヴィチ

アシュケナージが優勝できなかったことに腹を立てた審査員のミケランジェリが退場したことは あまりにも有名

天才ミケランジェリの偏屈さとともに ミケランジェリ自身のもっとも有名なエピソードにもなってしまった


ジョニ自身の好みで言えば M.ポリーニとアシュケナージは 双璧をなすピアニスト


テンポや演奏法はそれぞれ対極を成し、興味深い

ショパンのピアノ練習曲全集では ポリーニのピアノは ッシュケナージよりも 全曲 半音 高い調律になっている


どーでもいいことだが ジョニ ポリーニの公演は東京で聴いた


アンコールで弾いた 黒鍵のエチュードのあまりの速さに度肝を抜かれた




あれから アシュケナージはしだいに ピアノを離れ オーケストラの指揮に向かってゆく






アシュケナージも82歳     年老いたなぁ


でも ホロビッツの 生涯2回目の来日公演は まさに82歳のときだったことを考えれば


アシュケナージの少し早い引退が惜しまれる






posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 12:36| フランクフルト ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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