2018年12月05日

2018年11月に経験した2例の裂孔原性網膜剥離





月に数えるほどしか ヒマつぶしと気分転換で 眼科診療に従事しないジョニが 2件の網膜剥離を経験するのは 稀有の経験


1例目は 20代後半の男性 無職 主訴 前日から突然 右眼が見えない 

既往歴 右心房形成不全 酸素飽和度(SpO2)88%< 正常値 97〜100%
脳梗塞既往あり ワーファリン(血液凝固阻害剤)処方されていたこともある

右眼の視力 指数弁 不可(眼前で 手の指の本数がわからない)
      手動弁 耳側で認める

 診察したところ 縮瞳の状態で 硝子体出血で 眼底 透見不可

右心房形成不全による心不全では心臓のポンプ機能が弱いために血液の流れが悪くなっており、血の固まり(血栓)ができやすい状態が推測されるため

ジョニ 血栓による中心静脈閉塞からの硝子体出血を強く疑い、患者の居住地域の大学病院の眼科あて紹介状を作成


IMG_1291.jpg

大学病院からの紹介令状 報告書 では

右)裂孔原性網膜剥離 にて硝子体手術の施行 となっている



透見不可の状態でエコー OCT でdetachment を見つけたのか 




2例目は 30代後半男性 事務職 主訴 左眼の正面に昨日から 茶色の円盤状の物体が見える

この患者は 散瞳下で 耳側網膜に6乳頭径の tear 断裂 を認めた


1例目の患者と同様 大学病院眼科あて 紹介状を作成した

大学病院からの紹介令状と 報告書はまだ返ってこない



大学病院で 網膜剥離の患者は 剥離が剥離を呼ぶ とひそかに言われる


ジョニの研修先の大学病院でも 1年間に扱う剥離患者のうち 過半数が 2-3か月間に集中して来院する



そんなことを思い出す 2018年11月だった









posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 11:48| フランクフルト ☀| Comment(0) | 医学・生理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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