2018年04月06日

きょうは東京都の公立小学校入学式




今朝 新宿駅に向かう途中、若い夫婦に伴われた、ランドセルを背負った学童を2,3人見かけた

桜はもう葉桜になったが きょうの出来事はほとんどの新入学の学童は終生 忘れえぬ思い出となるだろう

ジョニの小学校の入学式は 鉛色の雲の下 いわゆる花曇りで肌寒かった

校庭に 木の椅子が並べられていた

そこに座りっぱなしで ずいぶんいろんな人の挨拶やら 祝辞を延々と聞かされていた気がする

おしっこを我慢しながら 寒くて半ズボンで震える膝を抱えながら 「まだ終わらないのかなあ」と ぼんやり思っていた

それから クラスで集まり 校長先生 担任のイガラシ先生を真ん中にして 桜の木を背景に記念写真を撮った

その画像を見ると 見事に桜が満開

わたしは 坊っちゃん刈りで 途方に暮れたような 疲れきった表情をカメラに向けている

このころから 集団行動が苦手だった

やがて 教室へ 上級生に誘導されて入り 自分の机と椅子をあてがわれる

右隣りの同級生は 女の子、トリイケイコ

八重歯がのぞき目が大きくて 髪が天然パーマでくるくるした愛らしい顔立ち 背も高かった

彼女からのちに わたしのことが好きと 告られたが その後の詳細はまったく覚えていない


そんな入学式の前日 今年 2018年4月5日 に わたしの尊敬する知人の愛娘が急死

10か月まえから 歩いていて急に転ぶことが多くなって 大学病院で確定診断が出た
中枢神経系統の進行性の疾患

夜中に容態が急変し そのまま息を引き取ってしまったようだ

急遽 プロテスタントの礼拝 前夜式が通夜のかわりにきょうの夕方から執り行われるとメールが回ってきた

わたしは代診を捜して礼拝に参加したかったが 美容外科医の代診が見つからない

きのうのきょう の出来事だから 捜す時間がまったく足りない というのもあるし

美容外科医の業界で
医師の子息の小中学校のきょうの入学式に列席したくて 代診の医師を捜している医師が多くて 4月6,7日の医師の非常勤の求人が殺到

とても 午後からの代診なんてみつからないだろうという予想

だが さきほど 電話が人事担当からあり 午後4時からの かわりの医師がみつかったらしい

かわりの医師は2年前まで同僚だったI先生

ああ よかった


ただ 喪服は用意していないし スニーカー

黒ネクタイは百均で購入  白シャツは白衣タイプを流用 パンツはデニム

なんか悲惨な出で立ちになりそう


でも 最期の御見送り お別れができるなら それでいいや

ご両親にあったら なんて言う? かける言葉もないのだ

泣いてしまうかも





posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 12:45| フランクフルト | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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