処刑直前にジャン=ピエール・ウーエルによって描かれたシャルロット・コルデーの肖像画 1793年


マラーの暗殺 La Mort de Marat , Marat Assassiné
新古典主義最大の画家ジャック・ルイ・ダヴィッドによる歴史画の傑作
本作は1793年に起きたフランス革命を主導したジャコバン派の政治家ジャン=ポール・マラーが、対立するジロンド派の美しき擁護者にしてノルマンジーの落ちぶれた貴族、シャルロット・コルディに暗殺された場面を描いた作品 当時の最高権力機関である国民公会の依頼により制作
革命の指導者、マラー
彼はアトピー性皮膚炎だった
毎日 薬草風呂に浸るのが日課
そこに飛び込んできた謎の娘シャルロット・コルデー
髪を白いスカーフに包み、白いローブを身につけ。悲しげでやさしく美しい顔立ち
彼でなくとも無防備の全裸で彼女を浴室に招き入れそ
あわよくば・・なんて色気をだしたのがマラーの運のツキ
この包丁、ためらいなく、急所をまっすぐ貫いていた
一撃でマラー即死 その正確な殺し方は裁判でも注目されることに
「ちょっと手慣れすぎてないか、この殺し方何人も殺したんだろ?」
裁判中冷静沈着だったシャルロットだが裁判官の言葉に、さすがの彼女もキレたとか
シャルロット・コルディはその美貌から、シャルロットの「美しき暗殺娘」と呼ばれた
シャルロットの死刑について
最後は断頭台へと消えたが、その途上の彼女の儚さに恋した男性も多かった
処刑人ビクトルはシャルロット・コルディの首をビンタしたようだ
首にビンタするのをみて、さすがに観衆も大騒動になりビンタした人は殴り飛ばされてクビ
そのとき 刎ねられた首が断頭者を顔を真っ赤にして睨んだ といわれる
ま 死後硬直だろうけど