2018年02月09日
Uffizi Gallery collections 1
ウフィッツイ美術館 2017年12月3日
6千年前 アダムとエヴァが知恵の実を食べたことから エデンの園を神によって追放された
リンゴの実を食べるようそそのかしたヘビは 天罰で足を奪われた という
ドイツの宗教改革者 Martin Luther 初めパウロの「神の義」の解釈をめぐって内面的葛藤に陥ったが,突然啓示を受け,これを神の贈り物としての「信仰による義」であると確信した
ローマ教会の贖宥状 (→免罪符 ) 発行を攻撃し,1517年 10月 31日九十五ヵ条の提題を発表,キリスト教の内面性を強調し,これがプロテスタント宗教改革のさきがけとなった。ウォルムス国会により放逐されたがワルトブルク城に潜伏 (1521〜22) ,その間ギリシア語新約聖書をドイツ語に訳した
ウィッテンベルク騒動 (1521〜22) ,ドイツ農民戦争 (1524) ではしだいに急進派から離れ,またエラスムスとも論争した (1525)
以後没年まで教会の組織化に努力した。彼は聖書を神学の基礎におき,万人祭司主義,「信仰のみ」の立場に立った ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
ルター
Luther, Martin
ルター夫妻:クラナッハの肖像画
フィリッポ・リッピ Fra Filippo Lippi
Madonna col Bambino e angeli 1465年頃 95×62cm | テンペラ・板 | ウフィツィ美術館(フィレンツェ). 初期ルネサンスを代表するフィレンツェ派の巨匠フィリッポ・リッピが晩年に手がけた聖母子像の最高傑作であり、最も良く知られる作品のひとつ『聖母子と天使』。本作は、伝統的な構図に配された聖母マリアと幼子イエスの姿≪聖母子≫に2人の天使を配し描かれた作品で、立体を感じる情緒豊かな背景描写やトロンプ=ルイユ(だまし絵)的にも捉えることのできる枠を用いるなど、各部にわたり繊細
数々のスキャンダルを起こしたLIPPI
その中で最も有名なものは1452年から長期滞在したプラートで50歳の頃に起こした修道女ルクレツィア・ブーティとの駆け落ち(自宅に連れ帰ったとされる)で、一大スキャンダルへと発展し修道院へ出入り禁止になる
コジモ・デ・メディチの計らいによって法王より還俗と結婚が許され、同じくフィレンツェ派を代表する画家で類稀な画才を持ったフィリッピーノ・リッピなど、2人の息子を授かった
海から生まれたヴィーナスが貝の上に乗り、風に運ばれてギリシャの理想郷ヘスペリデスの果樹園に辿り着く場面が描かれている
向かって左側で抱き合っている二人の人物は、西風の神ゼフュロスとその妻である花の神フローラ
ゼフュロスは強い風を、フローラは温かい溜息を吹きかけてヴィーナスを岸辺へと運んでいる。向かって右側の岸辺でヴィーナスを迎えるのは季節の神ホーラー。ホーラーが身に纏っている服にはヤグルマギクの、ヴィーナスに差し出しているマントにはヒナギクの刺繍が施されている
ボッティチェリの描くヴィーナスは、ロレンツォの弟ジュリアーノ・デ・メディチが夢中になっていた愛人シモネッタ・カッタネオ・ヴェスプッチを描いたといわれている
ボッティチェリ 「春 (プリマベーラ) La Primavera. 1477-78 , 315 x 205 cm
天使の弓矢は、この三人の女性を狙っているかのように描かれている
その左には、剣と兜を身に着けて真紅の布を身体に巻きつけた青年が、霞のような灰色の雲に向かって木の枝を突き出している
画面中央には、ほかの人物たちから孤立しているような印象を与える女性
赤色のガウンと青色のドレスを身にまとったこの女性は、鑑賞者の視線をまっすぐに見つめ返している
女性の背後の木々はアーチ状に表現され、鑑賞者の視線を中央に集める役割を果たしている
周囲の風景は極めて精緻に表現されており、500種類以上の植物と190種類ほどの様々な花が描かれている
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