2018年02月06日

過猶不及 過ぎたるはなお及ばざるの如し




過猶不及 過ぎたるはなお及ばざるの如し


2018年2月 いまだになんの目新しい実績に乏しいトランプ氏
イスラエルのアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転させたが 世界中のため息とさらなる失望を招いただけ

唯一の実績が企業法人税の引き下げ

これがとんでもない不況への引き金になるかも知れない
何事もやりすぎは良くないのだ

 金融緩和による低金利と好景気を支えに世界を引っ張った米国の株価が2018年2月から暴落
日本をはじめ世界中に波及し、順調に拡大してきた世界的な好況の波がturning pointにさしかかった可能性がある
 約9年間も景気が拡大し、失業率は歴史的低水準のアメリカ
FRBの利上げペースはゆっくりで、低金利と緩やかな物価の上昇による世界的な「適温経済」で企業は過去最高益を目指していた

強いアメリカ をめざすトランプ米政権は大型減税やインフラ投資も打ち出して さらなる景気の底上げを狙ったのだが
先日の経済統計で予想以上の賃金上昇と失業率の減少が判明

労働コストの増大を嫌った投資家
FRBが利上げを加速させれば「適温」環境は一変しかねず、株式市場から資金は逃げ出す

そんな こんなでアメリカの株価は暴落
一部では リーマンショックの再来とまで言われている

とばっちりを食ったのは日本
海外投資家の資金の避難先が円

ドルを売って円買いで円高に

円高を嫌う日本市場は いっせいに株の投げ売りが始まったというわけだ

今でも 「アメリカがカゼをひくと日本は肺炎になる 」というのは こういうこと


アメリカでは株安は消費を大きく冷やし、世界経済にも冷水を浴びせる
FRB新議長に就いたパウエル氏はさっそく難しいかじ取りを迫られそうだ

デフレ戦略 低金利にしてキャッシュフローを限界を超えて 世界中にドルを流し込んだトランプ
出口戦略は トランプのブレインが役立たず のバカ揃いだから軟着陸が大変だろう

イエレンはいいときにクビになったものだ
posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 20:17| 東京 ☀| Comment(0) | 国際政治/世界経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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