2017年11月25日
北朝鮮の漁船員が母国への送還を希望
11/24 に秋田県由利本荘市の海岸で救助された、北朝鮮の漁船員8人
全員が北朝鮮への帰還を希望しているようだ
日本人から見たら 南朝鮮への亡命の絶好のチャンスなのに と思ってしまう
自分への反省を全くせず 他人への揚げ足取りに必死になる かの国だが 北朝鮮よりははるかに自由で恵まれているのは衆目の一致するところ
やはり 教育を受けることが自由と人権を享受するための必須条件なんだ とよくわかる
この素朴な人たちは なによりも まず食べていくことが重要なんだろう
足るを知る ってことなのか
今から40年近くもまえの 1978年のこと
東側陣営のワルシャワから東ベルリンへ向けて離陸した旅客機がハイジャックされた映画が西ドイツで制作された
飛行機を乗っ取った主人公の男女2人は当時の西ドイツに亡命したのだが
たまたまその便に乗り合わせていた東ドイツの市民たちのうち 半数が いっしょに西側に亡命する というストーリーだった
これは 東独の教育水準が高く 西側のテレビ放送が簡単に視聴できた環境があったからこその 映画の結末だったのだろう
今の北鮮は 韓国やアメリカの テレビ放送を見ただけで死刑
その効果が 今回の漁船員8人の 本国への帰還希望につながったのかもしれない
いまの時代 日本では20代の保守回帰が注目されている
教育レベルも経済状況も恵まれた日本の二十代が 個人の権利を抑制し国のために殉じることを美しいと考えているのは どうしたものか
しかも自身の意思でそう決めたことはもう呆れるほかはない
自分の不遇(に思える)の理由を他者、より害が及びにくい外国に求めているだけでは?
外国だけでなく老人や障害者にも憎悪は向けられているようです
保守といっても「個人の権利を抑制し国のために殉じることを美しいと考えている」タイプはではないのかなと思い始めてます
そもそも20代に限りませんが彼らはそれほど国に貢献(もしくは納税)していませんから