2016年04月20日
(ネタバレ)ディカプリオの レヴェナントThe Revenant - Der Rückkehrerを観て
アカデミー賞3部門を獲得した ハリウッド映画 The Revenant - Der Rückkehrer を2016.4.6 ベルリンで鑑賞
アメリカン・インディアンの土地と資産を強奪、虐殺した 独立から47年のアメリカ合衆国の市民たち
広島と長崎に原爆を投下し、数十万の一般市民を殺戮、人類史上稀にみる戦争犯罪を犯し、堂々と世界中に開き直りと言い訳を重ねるアメリカ合衆国のDNA は アメリカン ネイティブの排斥とかれらの財産の強奪ぶり にすでに片鱗を見いだせるのである
その加害者側から見た、西部開拓史のなかの苦労話を美化し、勝手に映像化した作品である
このなかで ネイティブアメリカンは 総じて 意思薄弱か 殺人狂として ステレオタイプに描写されている
その昔 プラトーン という ベトナム戦史のアメリカ側からの物語が映画化され 世界中からヒンシュクを買ったようだが その蒸し返しである
そんな 侵略者のアメリカ側からの視点で アメリカ近代史を垣間見たい者は 明後日からの 日本封切なので シネマ館に足を運べばよいだろう
強いて言えば グリズリーと彼との死闘が呼び物だが たいした映像シーンでわない
最後は 馬上で射殺されたふりの グラス(ディカプリオ)が 彼の息子ホークを殺したフィッツジェラルド
(トム・ハーディ )を返り討ちして めでたし めでたし
熱狂的な Leonardo Wilhelm DiCaprioファンなら 興味深く鑑賞できるだろう
(あらすじ)
ウィキペディア そっくり引用
2015年のアメリカ合衆国のウエスタン伝記映画作品原作は、作家マイケル・パンク(英語版)の小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』(The Revenant: A Novel of Revenge)で、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている
1823年、西部開拓時代のアメリカ北西部、極寒の荒野の中、狩猟をして毛皮を採取するハンターチームはネイティブアメリカンの一団に襲われ多大な犠牲にあいながら命からがら船で川を下る。チームのひとり、ヒュー・グラスはネイティブアメリカンの妻との間にできた息子、ホークとともにガイドとして同行していた
船を捨て山越えルートを選んだチームは森で野営する。翌早朝、グラスは見回り中に子連れの熊に襲われ、瀕死の重傷を負う。急ごしらえの担架でグラスを運ぶが山越えには足手まといであること、瀕死でもあることから、隊長のアンドリュー・ヘンリーが死ぬまで見届け埋葬する者を募ると、ホークとジョン・フィッツジェラルド、若いジム・ブリッジャーが残ることになった
ジョンは2人がいない時にグラスを殺そうとするところをホークに見つかり銃を向けられるが、返り討ちにし殺してしまう。ジョンはジムを騙しグラスに軽く土をかけただけでその場を離れる。一部始終を見ていたが動けないグラスは奇跡的に一命をとりとめ、折れた足を引きずり這いながらジョンを追う
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先住民の全てを奪い取って先住民族がいかに残酷かみたいに仕立ててますよね。
誰だって略奪されたら反撃にでるだろう。本当に勝手!!