2016年04月11日
〈美食レストラン〉29 MAR 2016 ANA 羽田フランクフルト線ファーストクラス
よく働いた自分へのご褒美
2か月に一度のね
お約束 KRUG からスタート やはりナッツなどの豊かな香りが口のなかいっぱいに拡がる ってか やや芳醇すぎてウザいくらいだ笑 ジョニ的には シャブリ のほうが 真摯で爽やか で○マル
0516 アミューズ
ホッキ貝と 菊の花のゼリー
フォワグラのムース 琵琶仕立て
ズワイ蟹た小エビなサラダ巻き 紋甲烏賊のスモーク
サワーチェリーのソフトドライビーフ巻き パルメザンチーズ風味
そら豆
どれも興味深くいただく
お約束のペッパーバーではなかった 経費節減のANAにしては 春の椿事か
もういちど おなじアミューズをお願いする(おかわり!)
グリーンサラダ に 山わさびドレッシング
和食
先付
かわそえ光樹とまとサラダ これはグリーンサラダをサーブしてもらったので省かれた
前菜
白魚桜葉寿司
桜花豆腐琥珀ゼリー
海茸バラ海苔和え
サザエのバター炒め
スモーク アトランティック サーモンの蓮根巻き
シャブリ プルミエ クリュ フルショーム ジャンマルク ブロカール
Chablis Premier Cru Fourchaume Jean Marc BROCARD
雑念のない凛とした透明感
CRUG ほど ゴテゴテした香りがない分 飲みやすい
美蕾にストレートに迫る 酸味と冷んやりした みずみずしさ
お椀
蛤と海老タタキ真丈
ふわふわの真丈のなかに ふつふつと海老の身を感じる楽しい一品
お造り
あいなめ焼き霜造り 車海老
細魚昆布〆焼き霜造り
白身魚に昆布の香りをあまり感じない
車海老も期待したほど甘みがなかった
炊き合わせ
佐賀牛の味噌煮
穏やかなご馳走 獣肉なのだが しみじみと胃粘膜や腺上皮に浸透してくる 黄色は半熟玉子
煮汁が甘口 薄味で 思わず飲み干したくなる ほんのり味噌の香りが口腔に残る
珍味
呼子剣先イカ 汐雲丹
子供のころ 父の晩酌のご相伴して 分けてもらった うにの酒蒸しを思い出した
案外 シャブリが合う 口の中のエグさを清めてくれる
杯を重ねる毎に シャブリがだんだん力強い香りになっていく
主菜
金目鯛の煮付け
最近のANAファーストの和食の主菜の中では 出色の出来栄えか
身が締まっているのに 噛むほどに味わいが増してくる 偶然かな〜笑
ただ塩辛いね ジョニは米飯をスキップするから
洋食
アペタイザー
鱸スズキのマリネと帆立貝 うにのフリヴォリテ風 宮崎キャビア1983
これ 美味しい 鱸の新鮮な白身と
ロールに巻かれた内側の蒸し雲丹
のねっとり感 がよく合う 宮崎キャビアの磯くさい塩味がさりげなく旨味をいっそう引き立てている
ANAファースト機内食 今までで一番の出来栄えのひとつ といってもよい
美味しんぼ の海原雄山なら 『たいした奴だ この調理人がどんな顔しているのか見に行ってやろう』と腰を上げるところか
何かの間違いなのではないか笑
メインディッシュ
黒毛和牛フィレ肉のグリルにグリーンアスパラを添えて 蝦夷わさびソース
粒マスタード添えて
これも和牛らしい味わい
スジがなく箸でいただける柔らかさ
機内での電気調理のため 炭火で焼いたような香ばしさはないが
こんな素朴な調理法でも、この素材の凄さはよくわかる
で 半分残し
デザート
佐賀県の丸ぼうろ バニラと苺のアイスリーム
これは口に合わぬ 生地がボソボソ
そーゆーモノなんだろうが 素材の選択を誤ってる
ふわふわなクリームには シフォンケーキみたいなモコモコがよく似合う
抹茶のロールケーキ
見てくれ は良くない
緑の絵の具をこれでもかっ というくらい 辺り構わずぶちまけた様相
まるで京都の禅寺の苔むした、荒れた庭園みたいだ
味わい、食感ともに 抹茶 抹茶して 美味しい
プチガトゥ カフェラテとともに
なんて言ってるけど もうお腹いっぱいなので すべて手つかず で全残し
食後のデザート酒に ポートワインを所望
となりの01B座席をベッドにしてもらった good night !
served by seiko matsuoka
http://www.nagasawamagazine.com/ana/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9ca%E3%81%AE%E5%BF%83%E9%85%8D%E3%82%8A/
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