2014年11月22日
特典マイル改悪のANAへ いつか利用客の逆襲を食らうよ
2015年4月12日からANA国際線 ビジネスクラス、ファーストクラス利用時の必要マイレージの大幅増加
となる
現行のおよそ5割の大幅な値上げとなる
まあ航空会社の肩を持つわけではないが・・
ダイヤやプラチナの会員が相応の金額を落としてない ということが判明したようだ
航空会社のマイレージ制度では、プラチナ会員、ダイヤモンド会員が必ずしも収益性が高いわけではない
このことが業界で認識され始めたのが2012年頃、つまり、ビッグデータ分析が始まった頃
そういえばジョニーの周囲の空友は以下のような傾向が強い
ダイヤの来年の資格を獲得した後は 社用でも特割は避けて45割にしている
最悪でもプレミアム席には座らない
秋田から羽田のプレミアム席用に提供する機内食の、サンドイッチがあまりに悲惨な出来栄えで これが1500円もするか?とネットで騒ぎになったことも プレミアム席離れに拍車をかけた
ま 本題に戻って・・
これからの将来の航空会社のアイレージ制度は デルタ航空が2015年から導入する考え方に集約されてゆくだろう
すなわち 顧客1人が年間、その航空会社に支払ったトータルの金額に応じてマイルを付与
ただし 航空会社の上層部はこれだけのことは肝に銘じておけよ
たとえ飛行機代を全額、会社に負担してもらっている客も その半額近くは自腹なんだぞ!
その理由は税制にある
月に10万円を超える、旅費交通費を会社、病院などから支給されている個人は 10万円を超える全額を個人の収入として国税に見なされる
つまり 毎月 50万円を航空券代として支給されている社員や契約医師は そのうち40万円を所得と認定されてしまう←いちばん重要ナポイント
つまり毎月40万円 月収が増えるので 毎月の所得税と地方税の負担は 20万円増加する(所得税率40%+地方税税率10%なので)
つまり航空券代50万円のうち20万円は本人の負担となる
特定支出の控除にも該当しずらいしね
年間600万円の航空券代のうち240万円も自腹を切って航空券を購入しているのだ
ここまで犠牲を払って ANA などに乗り続けているのに 会社側の論理だけで マイル特典の改悪を強行していると
いつか利用客の逆襲を食らうだろう
ANAの新しいマイル特典航空券の早見表
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