2014年10月10日
ノーベル賞受賞で考えたこと 理系研究者の受難
御嶽山噴火での惨事を吹き飛ばす、涼風となった受賞のニュース
2014.10.8の 『ノーベル物理学賞に日本人3人受賞』 のニュースは久々の明るいニュースとなった
だが マスコミの指摘を待つまでもなく 日本の今後のノーベル賞後継者育成への国家的な取り組みは心細いかぎりだ
理研でさえ 2年間で研究成果を出せなければ事実上 追い出されてしまう
日本人の理系研究者が好きな研究を好きなだけできる環境はもはや渡米するしかないようだ
これは 本当に日本にとっては不幸なことなのだ
それゆえに・・・
数学や物理の天才が そのまま まっすぐにその分野の研究の道に進まずに 医学部に進学するのが日本の実情なのだ
それもこれも 日本がいかに理系研究者を軽んじているか の証明でもある
そんなわけで 日本では 本当に医師になりたい者が 医学部に入学できない
日本の官民あげて 理系研究者を軽んじているために必要以上に医学部の偏差値が高止まりしている
本当に迷惑な話なのだ
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