2014年07月19日
〈ピアノの森〉ショパン・コンクール 一ノ瀬海は優勝者ナシの二位入賞ではないか
ショパン・コンクールの第一次予選から本選まで 2年以上を要している、ピアノの森
筆者は 一色まこと という女性のようだ
主人公は 一ノ瀬海 男性
美形にしてピアノの天才
って あらすじはほかのサイトで確認してもらうことにして
海が弾いた という前提で以前に ピアノの森 の単行本におまけのCDが付いていたことがあった
このうちの ショパン エチュード 作品10の1 などほとんどが アシュケナージの演奏を納めたもので それはそれで 作者の意図するところが判って興味深かった
ナイーブできらびやか ときにテンポルバートなど採り入れ ウツのときのショパンなら さぞや と想わせる演奏を繰り広げるアシュケナージ
まぁ彼の演奏はスタンウェイだからこそ の音色なんだけど
ベーゼンドルファーで弾かれたらショパンも憤激、曲想もひとたまりもないだろう
これがイタリアの赤い星 マウリツィオ ポリーニ の演奏だと ちょっと「ピアノの森」の海クンの設定にはそぐわないものを感じるので
で 本題にもどって・・・
審査委員長が 各審査委員に
これからは 審査結果の際に 審査結果の公表をする と告げる
というのは
ショパン・コンクールでは ポーランド出身や ロシア人に高得点を配分する審査員もいることが以前より 音楽マスコミにより指摘されているため
で 作中の 地元ポーランド出身の青年アダムスキーを なにがなんでも優勝させたい メガネのオッサン は思わず痛いところを突かれて ギク っとするのだが・・
このストーリー展開をみていると
筆者は 一ノ瀬海をショパン・コンクールでかなり上位にもっていきたい設定をこれでつくったと考えられる
でも ストーリー展開としては ここで 海クンの優勝 というのもやや無理があるので
ここは 実際の音楽コンクールでもよくある手法の・・・
優勝者ナシ
で 第二位に一之瀬 という結末かな〜
とジョニは予想している
ピアノの森 の愛読者の予想はどんなんだろうか
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