2014年05月31日

MAY 2014 フィレンツェ ウフィツィ美術館 Uffizi Gallery




花の都 フィレンツェ 別名 FLORNCE は flower から由来する

15世紀ヨーロッパで金融と毛織物産業を中心に栄えた

メジチ家の庇護のもと ボッティチェリ ミケランジェロ ラファエロ・サンティなど芸術家が集まり、ルネッサンス文化発祥の地となった

とくに  ウフィツィ美術館の所蔵品には国宝級の文化遺産がズラリ

なかでもジョニが好きなのは フィリッポ・リッピの『聖母子と二天使』

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この絵の女性のモデルは彼の妻ルクレツィア・ブーティといわれている

1456年、50歳のリッピはサンタ・マルゲリータ修道院の23歳修道女ルクレツィア・ブーティを祭礼の混雑にまぎれて誘い出し、自宅に連れ帰ったという

なんと次の年、1457年頃には2人の間に息子フィリッピーノ・リッピが生まれた

リッピは告発されて修道院に出入り禁止となったがメディチ家の当主コジモ・デ・メディチのとりなしにより、教皇に還俗を許され、正式の夫婦となった

自由奔放な彼の性格がそのまま この作品に投影されている
信じられないが ボッティチェリの師



ひわの聖母 もぜひ観たかった
ひわの聖母.jpg
この絵画は、ラファエロが1506年フィレンツェの商人の結婚祝いとして描いたもの

1547年にこの商人宅ががけ崩れにより崩壊、この絵画も寸断されたという

その後修復され、ウフィツィ美術館(に初めて展示されたのは、1704年

絵画は時間の経過とともにオリジナルの色彩が失われていた(左)が、10年間エックス線などの最新技術を用いて修復し、2009年にオリジナルの色に修復(右)、再展示した


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ラファエロ自画像 とも再会 2013年 上野 国立西洋美術館ラファエロ展で初対面
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ビーナスの誕生  ボッティチェリ  この絵は模写 本物はもっと黒ずんでいてガッカリする まるでモノクロに見える この絵こそ オリジナルカラーに修復させるべき



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春(プリマヴェーラ) ボッティチェリ この絵も実物はまるで日焼けしたカーテン柄のようにさらに悲惨



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カトリーヌ・ド・メジチ

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ウフィツィ美術館 Uffizi Gallery 四階のテラスから DUOMO を臨む

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ウフィツィ美術館 Uffizi Gallery三階からの眺め 現在も工事中

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ウフィツィ美術館 Uffizi Gallery 正面 案外ちゃち 
入館者は向かって右サイドの@番入口から入る
ジョニは 入館予約をネットで取得、B番入口から待たずに入館

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美術館を出れば サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂と DUOMO が迫ってくる


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ホテル近くの路面電車 停留所


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ホテル近くのバス停 この近くの雑貨屋でバス乗車券を購入すると車内での購入より安い
ここから 22番バスで終点 DUOMO まで向かう




posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 15:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外出張・ステイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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