2013年04月30日

〈診断基準DSM改訂〉消えるアスペルガー症候群





DSMとは "Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders"(「精神障害の診断と統計の手引き」)の略。アメリカ精神医学会によって定められたマニュアル

今回 現在の W から Xへ改訂される


各国で診断名の変わる、同じ病状、病態の精神疾患に 同じ診断名を下せるように 世界統一の判定マニュアルを創ろう として出来上がったのが DSM


今回のDSM Xのいちばんの特徴は あの『アスペルガー症候群』 が消えたことだろう


アスペを『賢い自閉症』と呼ぶこともあり、若い人の間ではウツよりも認知されているアスペルガー


知能は正常より上で対人関係を保つのが苦手 というイメージか


集団生活になじめず、医師をめざした という友人も多く

医師や国立大学医学部の学生には その手の『患者』がかなり高率で見受けられそうだ




これからは 同じ自閉症の延長線上で臨床精神医学では扱っていくことになりそうだ



それにしても外交や国際経済だけでなく、医学の世界でもアメリカ追従 なんだね



糖尿病や高血圧症の日本国内の診断基準もアメリカのものを援用してるし


ある年に急に日本の糖尿病の患者数が増えて 新聞や週刊誌ネタになったが 何のことはない


アメリカ糖尿病学会の診断基準が厳しく見直され、それまで境界域だった患者が一気に糖尿病の領域になだれ込んだためだった



参考までに 糖尿病の診断基準


1) 空腹時血糖126(mg/dl)以上

2) 75グラムのブドウ糖を飲み2時間後の血糖200以上

3)随時血糖200以上

4) ヘモグロビンA1c6.5%以上

すべて揃って 糖尿病

どれか1つ該当で 糖尿病疑い






 




posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 12:31| 東京 ☀| Comment(0) | 医学・生理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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