2011年12月03日
〈書評をコメントする〉「幸せ」以外の読み方を一切断ち切る、「MORE」の梨花インタビュー
なんといっても今月号の一番のトピはHappiest!梨花 でしょう
サゲマンと揶揄され 交際相手をことごとく地獄に突き落とした勢いは収まったのか
いままで、男から吸い取りつくした、そのすべての運気を一斉に開花させたかのような幸せオーラのようです
書評の筆者、西澤女史によらずとも梨花の顔画像はいつもコラ編集でテカテカのピッカピカ笑
そのシワとシミひとつない快晴顔も一世一代の大仕事、出産を成し遂げたので大目に見ましょう
さらに あの矢野未希子ですか
この人、しゃべらなければ 結構 売れてたろうに
口は災いのもと とは 矢野未希子のためにあるようだ
仕方ないのかもしれないけど、梨花、矢野未希子、サセコ 今月号のMORE は 全員豊胸手術してます
くわしくは ジョニーブログ 美容外科ジャンルをご覧ください
最後に いわゆる インスリン・ダイエットがとりあげられているが・・
粉モノを敬遠、野菜ばかり食べていると今度は胃酸の分泌過多から 逆流性食道炎をかなりの高率で起こすので 要注意ですぞ〜
(以下引用)
2012年、めでたく創刊35周年を迎える「MORE」。お祝い広告が飛び交う誌面に、さりげなくひっそりと差し込まれたのが「今月からモアモデルズに仲間入り みっこの愛されウインターホワイト」です。
みっことは、「non-no」(集英社)、「with」(講談社)などで活躍していた矢野未希子のこと。芸能界イチのモテ男、ロンブー田村淳氏との交際報道でおなじみのあの方が、今月からモアモデルになりました。
真っ白なモヘアのニット、純白のバレエシューズ、レースのワンピにチュチュスカート......「"大人可愛い"白」をまといながら「MORE」デビューを果たしています。風のウワサによると、交際相手に"105の条件"を突き付けるという淳氏。
関西出身の明るさ、親しみやすさと同時に「"キレイで上品"がみっこファッションのベース」など、女らしさも兼ね備えているらしいみっこさんに「あ〜、なるほど〜」(棒読み)と感心することしきりです。
それにしても鈴木えみや田中美保、篠田麻里子、そして話題の紗栄子など、"カワイイふりして割とやりよる"女子が好きなんですよね、「MORE」って。
<トピックス>
◎真冬のベスト★コーデ大発表!!
◎単行本出版記念!紗栄子in Paris
◎Happiest!梨花
■幸せの海に溺れる
今月の表紙はモデルの梨花です。つい先日、生死をさまよう程の難産の末、男児を出産した彼女がロングインタビューに登場です。
取材自体はお産前に行われたそうですが「最近、私本当に元気で体調がよくて、打ち合わせに撮影、お買物、お友達とランチ......って、なんだかんだ毎日のように動いてるの!」と元気いっぱい。
しかし「そう笑顔で話すうれしそうな表情の裏には、決して順風満帆ではなかったここまでの道のりや、乗り越えてきたさまざまな思いがある」そうで、数回の流産を経験したことなどが語られます。
「これまでのつらさや苦しみを、ブログや誌面で包み隠さずに語るまっすぐな姿勢が、梨花のスタイル。それは勇気がいることに思える」とインタビュアーが問いかけると
「ううん、勇気ということよりも、言わずにはいられないタイプなの。(中略)弱いからこそ、悩みもひとりで抱えきれなくて、一緒に抱えてくれる人を探して話すことで道連れに(笑)」と笑顔で返す。
「"今こうしてつらいことが起きてる。これは何を意味してるんだろう?"って考えた時にね、"私にはまだ何かが足りないのかもしれない"って思えるほうが楽になれたし、自分の中でその答えを出すことで頑張れた」と妊娠を経験したことで大きく成長したと話しています。
タイトル「happy, happier, happiest!梨花」に偽りナシの"幸せ賛歌"が全編にわたって繰り広げられ、幸せ慣れしていない読者がその海で溺れてしまうのではないかと心配になるほどです。
例えば「最近ね、街を歩いているとみんなが『おめでとう』って祝福してくれるの。手を振ってくれたり、振り返したりして」、こんなシチュエーションはミュージカルか皇室でしかあり得ません。
通常であれば、脳内にお花畑が咲き乱れていらっしゃる......と受け流せるところ、梨花さんの場合「苦しみを乗り越えての」という枕詞が付くために、誰もが受け入れざるを得ないような強制力を伴っています。
しかし、インタビューより幸せオーラが満載なのはその写真。なんですか、幸せオーラというのは、アラというアラを消しまくり、もはや誰だか分からないところまで人の顔を変えてしまうのですね。そしてこんなツッコミすら一瞬で消してしまうんでしょう......フォトショップが、いや"母"という後光が。
■とりあえずビールNGという地獄
冬に女性が気になることと言えば、ファッション、メイク、そしてダイエットですよね(棒読み2回目)! ということで「夢の『食べる順番変えるだけ』ダイエット」を見てみましょう。なんでも「無敵のダイエットルール」らしいですよ。
糖尿病の研究を続けてきた梶山靜夫先生によると、「まずは野菜、きのこ、海藻物を食べきり、次にたんぱく質を。そして炭水化物は最後に食べること。守るべきルールはそれだけ」とのことです。
ふむふむ。実践編としてファミレス、居酒屋、イタリアン、焼肉、コンビニ、さまざまなシチュエーション別の「食べる順番カタログ」が網羅されているのです、これがなかなかハードルが高い。
「サラダ類→ハンバーグ→ライス」というファミレスバージョン、
「前菜→スープ→メイン→パスタ」のイタリアンバーションならなんとかクリアできそうなものの、居酒屋では「最初の1杯だけ、とビールにひかれる気持ちはガマンすべし!」
「オススメドリンクはウーロン茶」
「お酒は、野菜をたっぷり食べた後、肉や魚と同じタイミングで控えめに」
とりあえずビールの常識を覆す難題が突き付けられます。ラーメンにいたってはワカメやネギをトッピングし、「できれば野菜の具から食べましょう」ですと!
焼肉にしても「チョレギサラダ→ワカメスープ→焼き野菜盛り」と続き、ようやく食べられる肉が「チキンバジル」って......軽い拷問じゃないですか。スレンダーバディと引き換えに、何か大切なものを失う気がしてならない、ダイエット特集でございました。
(西澤千央)
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