これが事実なら、呆れてモノも言えない
7月に放送された「27時間テレビ」で、明石家さんまや今田耕司ら多くの芸能人が 宮城県南三陸町を訪れ、歌やコントの「復興スマイルライブ」を生中継した
この特設会場に多くの一般ボランティアが動員されていたのだという
震災ボランティアは各自3500円もの参加費を払い、休暇をとってフジテレビの冠番組の会場作りにタダ使いされた、ということ
本来なら 独居老人の身のまわりの世話、側溝の放射性物質の沈殿した泥さらい など地域に密着した作業がいくらでもあったはずだ
首都キー局の威光にものをいわせて、貴重な奉仕労働をタダで利用し使い捨てにしたフジテレビ
サッカー元日本代表の松田選手の通夜の席で口を開けてのガハハ笑いを茶の間に晒した35歳のフジ報道社員梅津弥英子アナなど
ほんとフジは弛みきっている
(以下引用)
7月23日午前7時、個人ボランティアを乗せたバスがJR仙台駅を 出発した。42人の定員いっぱいで、地元ボランティアセンターからの指示を受けて南三陸町の志津川 中学校へ直行。そこで待ち受けていた「ボランティア作業」が、27時間テレビの会場設営だった。
この日帰りツアーには、関西や九州から駆けつけた人もいた。作業に取り組む間、何度か声が上がった
「遠くから時間をかけて来たのに、なんでテレビ局の仕事を手伝うんだろうね」
「これってフジテレビへのボランティアじゃない?」
旅行会社の担当者は、「何度かボランティアバスを企画してきて、これまでは民家の泥かきなど 普通の作業を紹介されてきました。今回に限って、『お祭りの手伝い』と言われて引き受けましたが、 不満を感じられたお客様も多く、申し訳なく思っています」と語る。
ボランティアセンターの担当者はこう言う。
「フジテレビからは『27時間テレビ』と同じ場所で『復興市』を開くのに人手がほしいと依頼が ありましたので、『復興市』に要するテントなどの設営に限って人を割り振りました」
フジテレビに質問すると、「『復興スマイルライブ』はフジテレビの『27時間テレビ』を契機と したものですが、南三陸町に企画趣旨をご理解、賛同いただいた、町の復興を目的とした イベントであると認識しております」との回答だった。(抜粋)
週刊朝日http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20110811-01/1.htm
2011年08月11日
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