オーケストラのコンマス(第1コンサートマスター)は心臓でいえば洞結節、つまりペースメーカーだ
指揮者の動きがブレてわからないとき、オケラの楽団員は演奏中は、コンマスの動きを見て歩調をあわせる
2004年10月のNHK交響楽団定期演奏会、指揮者ウラディーミル・アシュケナージが演奏中に指揮棒が左手に突き刺さるケガをしてしまったため、コンサートマスターがチャイコフスキーの交響曲第4番全曲を「指揮」している
(アシュケナージはもともとピアニストで、彼のナイーブなピアノ演奏は日本でも熱烈なファンが多い)
そんな枢要ポストに青年バイオリストの樫本大進氏が就任した
(以下引用)
世界の最高峰のオーケストラ、ドイツのベルリン・フィルハーモニーの第1コンサートマスターにドイツ在住のバイオリニスト、樫本大進さん(31)の就任が正式に決定した。ベルリン・フィルの日本人コンサートマスターは09年3月で退任した安永徹さんに次ぎ2人目。
樫本さんはロンドン生まれ。3歳からバイオリンを始めドイツ・リューベック音楽院でザハール・ブロン氏に師事。ケルン国際バイオリン・コンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクールなどで優勝している。
2010年12月11日
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