2022年02月14日

第116回医師国試 禁忌問題のひとつが判明



さきほど ジョニの友人で国立大医学部卒の現役の医師国試受験生と会食 今年の禁忌問題では 「塩化カリウムをワンショットで静脈注射した」行為への妥当性を問う設問が 禁忌問題と判明

厚生労働省から合否と正答が発表されるのは、3月16日(水)

受験生は 自己採点でたとえ6割を超えていても 不適切問題が除外されたり 禁忌問題の選択肢を選んで不合格になることもあり気が気でないだろう

わたしの上司は 自己採点6割を切っていたが合格している

ちなみに 医師国試の模擬試験の合格確実圏は なんと 偏差値34

あのころから 模擬試験ではメックMECとテコムTECOMに世話になっていた(笑)

ジョニは 実地問題7割 マークシート問題9割を確保 皆に祝福されたが・・・


今度は 答案用紙に 自身の受験番号を正しくマークしたかどうか 確信がもてずに紋々とした日々を送った

発表まで 海外旅行すべきだった と思い 国試受験生には そのようにアドバイスしてきたが 昨今の コロナ情勢では それもかなわず



毎年 国試受験生を惑わす禁忌問題


「禁忌肢落ち」(禁忌肢を4問以上選択したことで不合格になること)だけは避けたいのが人情

禁忌肢を1問でも踏んだ人は112回国試受験者全体の約半数(!),禁忌肢落ちした人は全国で少なくとも20人以上など判明

昨年2021年115回医師国試では

 1.禁忌肢採点問題は国試の全400問中,約10問

 2.禁忌肢採点問題は必修問題以外(総論や各論)からも出題されている

 3.禁忌肢採点問題は正答率によって左右されない

 4.禁忌肢採点問題は相対禁忌を含み,かつ禁忌の軽重によって左右されない

 5.禁忌肢を1問でも踏んだ人は115回国試受験者全体の約14%,禁忌肢落ちした人は0人


と医師国試の受験予備校の調査により判明している


posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 17:23| フランクフルト | Comment(0) | 医学・生理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

today’s Photo FEB14 2022

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posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 14:37| フランクフルト | Comment(0) | 海外出張・ステイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする