2021年06月05日

ワクチン筋注は 逆血の確認なし だってさ




テレビでのコロナワクチンの接種動画があちこちのニュースで散見される

医師 看護師の間でいま 話題になっているのが 筋注で シリンジを引いて逆血の確認をしなくていいのか ということ


上腕三角筋(以下 三角筋)内に刺入したあと シリンジを陰圧にして 血管内に針が刺さってないか 確認しない動画も数多く見られるので気になってしょうがない

ジョニが研修医のときの オーベン(指導医)は 筋注のときには かならず逆血してないか 確認しろ と指導した

静脈内に針が誤って刺入されると 薬剤の体内濃度が一気にあがり 危険で 筋注の効果が得られない というもの


厚労省によれば 



シリンジ陰圧確認を行わないことで、筋肉組織損傷による免疫獲得減弱を回避

神経損傷を避けるため、刺入時に異常の訴えが無いことを確認した後にワクチンを
三角筋に注入


とある


逆血を確認しないことにも 意義があるようだけど 薬剤の体内濃度が一気にあがり 危険なことは どう対処するのか


ジョニの同業者で 板橋区のワクチン接種の問診のバイトに駆り出された友人は 気にしていない


『とにかく mRNA メッセンジャーRNAが 体内に入ればいいぢゃん』  
  

ジョニに接種した 潜在ナース60歳代 は なんと三角筋をつまんで 逆血を確認 それから 手が痺れないか訊いてきた


ま どーでもいいんだが笑


posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 00:57| フランクフルト ☀| Comment(0) | 医学・生理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする