2019年12月28日
2019年12月26日
2019年12月24日
クリスマス・イブ 12月25日はイエス・キリストの誕生日ではない
クリスマスソングの定番となっているアメリカの歌手マライア・キャリーさんの代表曲『All I Want For Christmas Is You』(恋人たちのクリスマス)」が、発売から25年で全米の『ビルボード・ホット100』で初の1位を獲得
きょうは クリスマス・イブ
日本ではすでに 1931年には人々に認知され、友人やそれ以上の関係の人との飲食を楽しむ習慣が出来上がっていたようだ
正確には「クリスマス・イブ」とは「クリスマスの前夜」ではなく、その言葉の通り、正に「クリスマス当日の夜」つまり クリスマス・イブニングなのだ
またプロテスタント一部教派でも、25日に日付が変わったときをもってクリスマスの開始とする
そもそも12月25日はイエス・キリストの誕生日ではない
マリアがイエスを産んだのが12月の年末ではなかったというのは、その知らせを最初に聞いた羊飼いたちの生活からも伺える
ルカの福音書2章8節2:8「さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた」ときに、彼らはイエスが馬小屋で誕生したと御使いから伝えられた
羊飼いの群れを放牧するのは4〜10月まで、11月以降は冬期の上、雨季でもあるので野営しない
12月には野原に出ることなく、羊飼いたちが真冬の寒空の下、夜番をしているなどありえない
ナザレ人イエスの誕生日は西暦前2年の初秋
イエスは西暦33年の春,過ぎ越しのニサン(ユダヤ人の祝祭で,西暦前1513年にエホバ神がイスラエル人をエジプトから解放したことを祝うもの)14日にユダヤ人聖職者たちによって磔刑に処せられた ヨハネ 19:14-16
その時から逆算すると,イエスが生まれた時期を推定できイエスは3年半の宣教を開始した時におよそ30歳なので,西暦前2年の初秋に生まれたことになる―ルカ 3:23
では なぜ12月25日が選ばれたのか
多くの歴史家によれば、異教の祭りがその時期に祝われていたため
「冬至」の時期であるこの日前後には異教の祭りが重なっており、当時の教会が布教拡大を狙って、この日をイエス誕生を祝う日としたらしい
ヘロデ王の嬰児虐殺
これについては 別のトピックで取り上げる
(以下引用)
ルカによる福音書2章8節から14節
8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。
9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。
10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。
11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。
12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」
13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」
ヨハネ 19:14-16
14その日は過越の準備の日であって、時は昼の十二時ころであった。ピラトはユダヤ人らに言った、「見よ、これがあなたがたの王だ」。
15すると彼らは叫んだ、「殺せ、殺せ、彼を十字架につけよ」。ピラトは彼らに言った、「あなたがたの王を、わたしが十字架につけるのか」。祭司長たちは答えた、「わたしたちには、カイザル以外に王はありません」。
16そこでピラトは、十字架につけさせるために、イエスを彼らに引き渡した。彼らはイエスを引き取った。
ルカ 3:23
イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子、