2018年11月21日
日産・ゴーン氏の主張を推測
ゴーン氏の、日産へやったことの深刻さは すでにマスコミがおおまかに暴き出した
ただ ゴーン氏側の言い分が漏れ伝わってこないので 彼の気持ちを推測
日産の日本人社長 西川廣人が告発した動機は このままでは 日産がルノーに吸収されてしまう という危機感だったようだ
それは置いておいて
ゴーン氏の日産からの報酬は 2015年3月期までの5年間 のべ99億9800万円
このうち 個人の所得税申告では 49億9800万円で 50億円を申告しなかった というもの
では 隠した50億円はそのまま彼のポケットに入ったか?
違うでしょ!
おそらくは 日産の経費で 50億円分の 自分用の出費をさせたんでしょ
プライベートのジェット機 レバノンやパリ ブラジルの自宅など
彼からみれば 給与で 50億円支給させるのも 飛行機や居宅で 50億円 会社に会長用として支出させるのも
日産の経費にはかわりはない
だから 会社から搾取している という うしろめたさ や 脱税している という罪悪感はまったくないだろう
ただ 自身の所得から 巨額を所得税 住民税 などを支払ったあとで それらの費用を支払うのは130億円くらいの出費になってしまう
わかりやすく言えば 彼が130億円 給与として稼ぎ そこから税金を引かれたあとの50億円で飛行機や世界各地の豪邸を購入しなくてはならない
会社の経費処理なら50億円で済む
自身の所得税 住民税の支払いはなく 80億円 安くなってしまう
なんで それが 東京地検特捜部の逮捕要件になったのか
それは あまりにも 会社に負担させていた経費が 50億円強 と莫大だったため と 当の東京地検特捜部が明らかにしている
ゴーン氏の側近 日本人社長 西川廣人は それらのことを充分 判ったうえで 彼を東京地検に売ったのだろう
犬には 犬の意地があり か
(以下引用)
東京地検特捜部は19日、仏ルノー・日産自動車・三菱自動車の会長を兼務するカルロス・ゴーン容疑者(64)を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕した。
報酬を約50億円過少申告した疑い。
日産は同日、「複数の重大な不正行為」があったとして、同会長らの解任を取締役会で提案すると発表した。販売台数で世界2位を誇る3社連合を率いてきたカリスマ経営者の逮捕は、グループの経営や体制に大きな打撃を与えそうだ。
特捜部によると、2015年3月期までの5年間で、実際にはゴーン会長の報酬が計約99億9800万円だったのに、計約49億8700万円だったとの虚偽の記載をした有価証券報告書を、5回にわたり関東財務局に提出した疑い。日産の代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)も同容疑で逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
日経新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37941650Z11C18A1MM8000/