2018年05月02日

小2のとき 入院したのを思い出した "déjà-vu"





きょう5月2日 水曜日 高校1年の女子のふたえまぶた のカウンセリング
「 平日なのに 学校はどうしたの? 自主休校したの? 」 と訊いたら

気胸になり入院 通常なら 管を入れて空気を抜くだけだが 彼女の場合 検査の結果 2週間 入院して肺の薄い部分を切除  7日の月曜日から 学校に行くようだ

「 たぶん 初日の登校の日 クラス中のみんなが きみの周りに集まってきて声をかけてくるよ その日だけね きみのことが珍しいから 」



彼女の話を聞いているうちに
ジョニ 小学校2年生のときに 3週間 入院していたことを思い出した

遠い過去のことで いつの季節のことかも思い出せない 


運動会の予行演習で 50メートルの徒競走


となりのコースの同級生 中西クンと接触 もつれて転倒 左側頭部を地面に強打

地面に叩きつけられたとき その衝撃よりも 生まれて初めての "déjà-vu"
を体験したことが強烈な記憶になっている


結局 脳震盪で 小学校のとなりの病院に そのまま即入

 
入院した病院には小児科の病棟がないため おとなの患者と同じ病室に入れられた

痛くて眩暈めまい が止まらず ずっと号泣


緑色のりんごを1つ となりのベッドの患者のおじさんからいただいたのを覚えている


3週間後退院 母に付き添われての 登校



そのとき 同級生全員がジョニを囲んで いろいろ 声を掛けてくれた

昼休みには 女子のお誘いにのって ハンカチ落とし など 楽しい時間を過ごした

突然 自分がクラスでいちばんの人気者になれた気がした


だが 
早くも翌日には それが幻想だったことを思い知らされた

次の日 クラスメートはジョニに無関心 だれもわたしに声を掛けてくれなかった
もちろん 昼休みにも ジョニのことは 放置プレー



あの 幼少のほろ苦い記憶が 彼女の話を聞いて よみがえってきた



posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 12:10| フランクフルト | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする