2018年01月26日

インフルエンザの大流行 目を素手で触るからですヨ!


インフルエンザが大流行しているようだ

厚生労働省が2018年1月26日発表した全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新の1週間(15〜21日)の患者数は、1医療機関あたり51・93人

前週から2倍近くに急増し、警報レベルの30人を大きく上回った
現在の調査方法となった1999年以降で最多というが・・・


ジョニ ずっと疑問に思ってたことがある

なんで外から家に帰ったら 手洗い うがい なのか

うがいはわかるよ
手を洗って なにかいいこと あるんかい?

この疑問が氷解したのは 大学四年生のとき

医外書購読の授業で そのものズバリ の論文を読まされた

指先に付着した インフルエンザ ウイルスが 素手で目をこすったり コンタクトレンズを装用しようとして 眼瞼の結膜や 球結膜 からウイルスが侵入

鼻の穴を指でホジホジもおんなじこと

ジョニ インフルエンザと流行り目 流行性角結膜炎には 1度も罹患していない

自分の目や鼻を素手ではさわったことがないから

ひとたび医師が これらの 激しいウイルス性感染症になったら 2週間は禁足 出勤できずに自宅待機

しかもサラちゃんみたいに有給休暇はない
12日も干されたら途方もない金額の損失だ


ちなみに 友人の話では 第一選択の特効薬はイナビルR️
Tamiflu タミフルは 5日間飲み続けなくてはならず 飲み残し 飲み忘れが医師に嫌われたようだ

半殺しに遭って生き延びたウイルスが Tamiflu の情報を仲間のウイルスに伝えて 薬剤耐性を持つ インフルエンザ ウイルスになるから

ただ 切れ味はタミフルが勝る というのが 専門医の印象のようだ


( 以下引用 )




厚労省によると、全国の推計の患者数は約283万人で、前週から112万人増えた。年齢別では5〜9歳が約59万人と最も多く、10代も約40万人に上った。
 
ウイルスは直近の5週間では、2009〜10年に新型として流行したA型のH1N1とB型が同程度で全体の8割超を占めた。毎年2〜3月に流行するB型が例年より早めに増えている。複数の型のウイルスが同時に流行し、患者数を押し上げているとみられる。

朝日新聞2018.1.26
posted by 美容外科医ジョニー Plastic Surgeon Johnny at 19:42| 東京 ☀| Comment(0) | 医学・生理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする