2016年05月17日
都知事 舛添の公金使い込み に思う 普段の人間関係が大事
あれだけ セコくてみみっちい、舛添サンの公金 私的流用
前任の猪瀬サンならとっくに都議会から三行半を突きつけられて辞任している
舛添知事がそうならないのは いままで都議会議員やその取り巻きの人たちとの 人間関係が円満だったからではないか
たぶん舛添サン、都議会の自民党や公明党の議員さんと いま面会しても
おぉ マスちゃん大変だったな
今度からきおつけなくちゃ
と肩を叩かれて終わるのではないか
いかに それまでの人間関係が大切かよくわかる
うちらの業界でも おなじこと
ふだんからの 対人関係は良くしとかなくちゃいけない
クリニックの掃除のおばちゃん から受付 ナース 同僚の医師まで
内部告発の対策としても重要
それから 自分の受け持ちの患者さんだ
ジョニの診察室で よく患者が爆笑している
ジョニはまじめに患者さんと対話しているのに どこが面白いんだろう
わたしの上司が良く言うには
ここまで 患者に裁判を起こされなかったのは 幸運以外のなにものでもない
半分その言は自分にも当てはまる
豊胸手術のワキ切開の場所が悪いだけで 患者に敗訴した有名美容外科医もいる
たぶんこのセンセイ 腕はいいが 患者のクレーム対応が酷かったのかな
ジョニも患者から 手術や処置への質問 不満 非難 たまに罵倒までいろいろあります
でも そいつを別室に招き入れ甘いモノを食べさせながら(空腹だとケンカになるので 血糖値を上げさせる)
ひたすら謝りながら
こちらの判断が正しかったこと
術前の説明では 患者にもよく説明し 手術の承諾書 『手術の後遺症や結果について 主治医の話をよく理解して 手術を受けることに同意します』に納得して署名していたこと
そんなに患者の受けた整容手術の結果は悪くないこと
とりあえず あと半年は様子をみてほしいこと
など 順々に 控え目に ムンテラしてゆく
頭をさげて謝罪しながらね
謝るのは お金はかからないし
とくに日本では 謝ったことで自分の非を認めたことにはならない
とりあえず相手が怒る原因を自分が作ったことに対して 自分が正しくとも 『ごめんね』 ということが重要なのだ
それで 裁判になったことは一度もない
最初のうちは 自身のナートの技術も下手くそで オペ場から逃げて帰りたいことも多かった
なかには そんな場なのに
『センセー これって ナンパですよね』なんて 勘違いを起こす女子もいる
それくらい 誠意を尽くして 相手の言うことを聞いて謝ること
診察や治療の場をとおして 患者と なんでも話せる お友だちになっておくこと
人間は 感情の動物
いつも患者のために 患者への興味を持っていろいろ世話をしていけば いいのではないか
その点で 舛添サンはしっかり人の扱い方をわきまえているのだろう