2014年08月28日
2014年 4回目のANA 国際線ファーストクラス搭乗
毎回 フランクフルト市内のホテルから空港までは この男性のタクシー
彼はイラン移民の2世
相場よりも3割安くしてもらっている
ドイツではタクシーには助手席に乗るのが客の デフォ
なんだが さすがに AUTO BAHN 制限時速なしの高速道路では ジョニ いつも彼に笑われながら 後部座席に座ってシートベルトをする
今回 2014年7月10日は いつものジュリア・ロバーツ似の中年女性ではなく 岸本セシル似の20代brunette
行きは VIP席の1A だったが 帰りは 1K この日は8席中 空席は2席だけ
B42ゲートに近いルフトハンザ航空 SENATOR LOUNGE ここにも2カ月にいちど お世話になる
ちょいとコーヒーをいただくだけ
食事は機内食のためにここでは摂らず
日経新聞を読むと いかに大企業のために 経済情報を都合よく切り盛りしているか よくわかる
この日は本当に 雲のじゅうたん を敷き詰めたような空模様
窓際にオレンジジュースと白ワインを置いて しばしまどろむ
画面ひだり は36インチの液晶
でも映画を観ているファースト客はあまりいない
パジャマ姿で爆睡 の客が多い
ジョニは帰国翌日から休みなく 働きます
ベッドメーキング 終了っ!
おやすみなさい ZZzzz
ジョニー 区役所を脅す
2014年度 2回目の東京都特別区の住民税の納期限が迫ってきた
金融機関で振り込む、払い込み書を紛失したので 区の課税課に電話
払い込み書の再発行と、自宅でなくて勤務先への送付をお願いしたら・・
「ジョニーさん じつは平成24年の住民税の延滞利息が 4700円未納になっています」と担当者
「絶対に払わなければダメなのか?」
「そりゃあ 税金ですから」
「でも きちんと納税していてこれからも継続して 払う意志があるのに追徴っていうのは 納得いかないんだけど
もし 延滞利息の督促もしたら わたし ふるさと納税します
20万円 地方の自治体に納税して牛肉もらうから」
「えっ・・」
電話の相手が絶句している様子だ
「延滞利息をどうしても払わせたいのなら 20万円 ふるさと納税するよ と電話してきた者がいる とあなたの上司に 伝えてください」
と告げ 電話を置いた
だいたい 役所なんて気に食わない
どーせ 延滞金には延滞の利息はかからないし
他人の気も知らないで
なにを生きがいにして働いてるんだろ
ま いいや これで(納税者は必ず払うだろ 差し押さえもできるし) と思っているだろうが
よその自治体に払う という方法も出てきたからね
年間に 安い新車のBMWが買えるほど住民税を納税している者の気持ちにもなってみろ ってんだ
2014年08月23日
楽しいなぁ ドイツでの非日常の日々
毎年4-6回のベルリン行
きょうはベルリンまでフランクフルト郊外から半日がかりの移動
郊外電車でフランクフルト中央駅へ
フランクフルト中央駅で乗り換え、まず自分キール駅まで行くICインターシティーに乗る
キールはKiel軍港の駅だ 前の世界戦ではU ボートの出撃基地が置かれていた
フランクフルト中央駅は野球場が6面は入るだろう広さに ビルの12階まで届きそうな天井
ゆっくり見回すと思わず深呼吸したくなる
駅を構成しているプラットホームは23本まで数えて やめてしまった
ところどころにS やU Bahnと連絡する階段、エスカレーターの出入口が口を開けている
前回の2ヶ月前の訪独でも 空気の透明感は際立っていたが
日本の5月晴れを思わせる、ドイツでも最高の季節 7月始めをゆったり移動できる時間の豊かさに感謝する
このIC 国際列車、通常のICより あちこち寄り道をして 途中ケルンで乗り換え、直通のICEより2時間ほど遅くベルリンへ到着する
ドイツ人はせっかちなので こんな旅程を嫌う
ベルリンのテレビ塔
だからDeuch Bahnのネットで乗車日直前でも定価の半額で販売されていた
車内は わたし以外はブロンドのアラサー女性以外に乗客がいない
どうせ予定がないのだから 手足を思いっきり伸ばして寝て行こう
いつしかわたしは 学生時代のドイツ貧乏旅行を思い出していた
四年生の夏、検査診断学の実習が終わり、公衆衛生学の実習の最中にグループのほかのメンバー6人全員の同意をもらい 実習をサボり ヨーロッパを7週間ほど彷徨った
途中 一緒になったドイツの 顔だけ可愛いい女子大生、skinnyな そばかす顔のトリンドル似の女子高生、日本人の女子大生
彼女たちにジョニの荷物を持たせるわ、お菓子は横取りするわ、衣類の洗濯をさせるわ 暗い夜道の用心棒までさせる などの無茶苦茶をした
あのころからヒモになる素質はあったのかもしれない
幸か不幸か そんな才能は今までのところ封印されたままだ
そのうち土偶体型のアラサー女性車掌の検札が始まり 果てのない回想の空間から引き戻された
列車の右側車窓の景色はこれから30分ほどライン川に占拠される
いつのまにか車内もざわついてきた
中国人らしい家族が昼食の時間のようだ
2014.7.11 記す