佐村河内氏 影武者 新垣氏と金銭トラブルでもめていた
影武者、新垣隆さんが2014.2月6日発売の週刊文春に真相を告白したのだが
なにか新垣氏の行動に違和感を感じる
新垣氏も謝罪が必要ではないのか
18年間も佐村河内氏のゴーストライターを務めてきたのに、今になって真実を暴露した心境の変化はなんだったのか
直接の引き金は7日夜、開幕のソチ冬季オリンピックで男子フィギュアスケートの高橋大輔選手が彼の手になる『 バイオリンのためのソナチネ』をショートプログラムで使用すること だろう
音楽やスポーツ関係者によれば これによる、著作権料はかなりの金額に上り、この分配をめぐり、聴力を失った全聾の作曲家と影武者との間に
抜き差しならぬ対立があったようだ
例によって文春にスッパ抜かれるより前に『 自首』しました ということなんだろう
原爆二世 さらには perfect deaf 全聾の履歴を背景にされると、それだけで佐村河内氏に 批判や疑問を提起するのは 困難だったろう
山崎豊子のベストセラー小説 『白い巨塔 』も医師である影武者がいたという
当時 ずいぶん週刊誌に医師による告発記事が掲載されたようだ
だが山崎豊子という最高ブランドだったから売れたのだ
今回の事件も、作曲のオリジナルの発想や広報はこの広島生まれの作曲家である
佐村河内ブランドだからこそ
世界中の人々が東日本大震災の被災者に目を向け、彼の曲に耳を傾けたのではないか
失礼な言い方だが、作曲者が音大非常勤講師の肩書きでは 高橋大輔さんは『 バイオリンのためのソナチネ』を選曲しなかったろう
その意味で守さんは作曲者ではなくても、少なくとも プロデューサーの役割りは充分果たしている
やっちゃんも市民も いざ お金が絡むと人格が変わるのは周知の通り
親の遺産相続を巡って、実の兄弟が関係断絶 というのはジョニーのまわりでもよくある話だ
今回の紛争、新垣氏が善で被害者、佐村河内氏が悪者で加害者
と単純な構図で線引きは無理
18年間も 影武者とプロデューサーの関係を続けていた事実こそ、世界中の音楽ファンへの背信行為の共犯である
新垣氏も謝罪が必要だろう
そうでないとだれも、彼らの作品を聴かなくなる
生まれた曲こそ可哀想だ