2013年07月04日
〈2013参議院選挙〉自民党公認候補のワタミが公職選挙法違反
このビデオレターは、2013年6月10日前後、そう 明らかに参議院選挙の公示前にワタミの各事務所に届けられたものという
概要は
「今回、僕は自民党の公認を得て国政に挑戦することになりました」
「政治の目的が国民の幸せならば、私は今回の参議院選、自民党が勝つことが国民の幸せに一番大きな影響を与えると思っています」
「皆に話をしたくて今回はビデオレターを送りました。ぜひ応援をしてもらいたい」
などワタミのワタナベが グダグダと ブラック企業を運営しての極意を開陳している
ワタミの現役社員によれば、
ビデオレターは「ワタミの全社員とスタッフは見て視聴シートに感想を書くよう義務づけられて」いるらしい
本当にレポートを書かせるのが好きな男だね
それはともかく岩井奉信氏(政治学、現代日本政治、立法過程に関する研究が専門)によれば
公職選挙法129条によって、公示前は投票の勧誘などの事前運動は禁止されている
「『参院選』、『ぜひ応援してもらいたい』と語っていますから、今回の参院選の支援依頼とみなされます。
違反行為であったことは間違いない」とのこと
6月17日になって、ワタミ本部から、内容に不備があったという理由でビデオレターと視聴シートが慌しく回収されたという
2011年3月在日韓国人の女性から毎年5万円ずつ、5年間で計25万円の政治献金を受け取った前原誠司氏が責任をとって外相を辞任、当時野党だった自民党は「政治家として当然のこと」としている
自民党はどう対処するのか 警察当局は明らかな公職選挙法違反のワタナベ氏にどのような捜査をするのか 国民が見守っている